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7年目の真実

 放射線の人体に及ぼす影響は、きわめて限定的であることがわかってきた

 東北大震災と福島原発事故があった年、「診断ふくい」8月号に、「原発とパラダイムシフト」というタイトルで寄稿したことがあった。
 大まかな内容は、『いま国民は、原発事故のトラウマに罹っているが、再生可能エネルギーが伸びていくと、その悪影響は原発どころではないことがわかってくる。一度事故を起こした原発は、最も安全なエネルギー源になった。みなが嫌がる原発こそが、じつは人類最高のエネルギー源なのである。』

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 この7年前の記事をみても、ほぼその通り推移している。
 天下の悪法であるFIT(固定価格買取)を引っ提げ、太陽光パネルを中心に再生可能エネルギーが、今や全エネルギーの20%近くになろうとしている。残念ながらもっとも環境にやさしい原発の割合は、微々たるものである。

 なにしろ太陽光パネルをつくるには、パネルが発電する総エネルギーの、50~100年分が必要である。またいくら再生エネが増えても、化石燃料の発電は減らない。温暖化を加速させながら、どんどん化石燃料を燃やしている。
 さらにこの秋の台風では、相当数のパネルが吹っ飛んだ。これには重金属が含まれ、行政は処分に頭を痛めている。これからも確実に増えるパネル廃棄物の処分も重くのしかかる。

 
 ひとつ異なるのは、あの当時私も、原発事故によって拡散した放射能は深刻な被害があると思っていた。だが、7~8年経って事実が判明するにつれ、放射線の人体に及ぼす影響は、きわめて限定的であることがわかってきた。先だって山形県の道の駅で、1㌔300ベクレルのキノコが見つかったと大騒ぎになっていたが、こんなもの10キロ食べたって何ともない。もともと人間自身、4~5000ベクレルの放射線を出している。福島事故の放射線など、取るに足らない。
 こんなものにいつまで関わっていることが、最大の不幸なのである。
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