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新潮45休刊

 これで世の中には、毒にも薬にもならない記事と、安倍政権批判の無責任なオピニオン誌がはびこる。まさにゆで蛙社会である

 とうとう新潮社が昨日、月刊誌「新潮45」の休刊を発表した。この雑誌は、8月号に杉田水脈氏が同性愛者について「生産性がない」と記した寄稿文を掲載、さらに10月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題した特集を組んで批判を浴びた。これを受けた社長が9月21日に、「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」があったと認める声明を出していた。

 闇の勢力によって言論の自由がはく奪された瞬間である。名のある執筆者が、新潮45への投稿を拒否したことが原因といわれるし、かなりの脅迫や恫喝があった可能性もある。中国のシャープパワーが力を発揮するのに、慰安婦・沖縄に取り組む杉田氏の記事とそれに対するバッシングは、格好の材料であった。それだけ工作が日本社会に浸透している。
 そうでなければ、P・C(ポリティカル・コレクトネス)を振りかざすモンスタークレーマーが日本に蔓延している。どちらにしても恐怖社会である。

              骸骨の霊 H30.7.17

 数あるオピニオン月刊誌の中で、私は新潮45をもっとも評価していた。多様な見方の意見を記載しており、一番面白いからである。里見清一医師の医療現場実態や、中国亡命漫画家の中国批判漫画が掲載されていたこともある。それなりに、タブーを排した本音に触れることができた。佐伯啓志氏の巻末論文や、ビートたけしの学者対談も、読みごたえがあった。

 この問題のきっかけである杉田氏の論文も、「日本を不幸にする朝日新聞」という新潮45の8月号特集のひとつである。その特集では、いたずらに甲状腺がん不安を煽るなど、中国べったり朝日新聞への批判記事を掲載していた。そのことが中国の工作機関である朝日新聞と、その信者の琴線に触れたのではないか。

              タヌキの金玉

 もっとも新潮社の本音は、単に売れないから休刊するだけかもしれない。廃刊への道筋である。オピニオン雑誌が減少していく中で、右寄りの雑誌だけが残っていく。必然的に1誌当たりの売り上げは激減する。新潮45ファンの私でさえ、この本を直接購入したことはない。すべて図書館で借りるだけである。
  
 つまりネットに押され、売れ行きの悪い新潮45の廃刊機会を狙っていたのが真相であろう(そうでなければ、誤報や不適切記事を連発する朝日新聞が休・廃刊しないのに、この雑誌が休刊する意味が解らない)。
 それはそれで問題である。TVや新聞、ネットにはない、まとまった記事を読む機会が減少していくからである。だから廃刊の真の原因は、われわれ本を買わない読者にあったのである。

 ただこれで、世の中には毒にも薬にもならない記事と、安倍政権批判の無責任なオピニオン誌がはびこる。日本は、まさにゆで蛙社会である。
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