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安室奈美恵引退

 普通の人が引退宣言したら、ますます仕事がなくなり路頭に迷う

 歌手の安室奈美恵が引退したという。まだ41歳である。同じ歌手でも、美空ひばりや三橋美智也、島倉千代子、田端義夫氏のように、死ぬまで歌っていた人もいる。現役でも、72才の五木ひろしや83才の北島三郎氏など、高齢まで歌う人はたくさんいる。

 41歳の若さで引退するのは、ビジネスとして合理的である。やや陰り気味の人気を盛り返し、引退宣言から1年間、観客動員数やDVD売り上げを大幅に伸ばすことができる。現にラストツァーのDVDが110万枚売れ、アルバムが200万枚売れたという。1年足らずで、数十億円単位で売り上げが伸びる。引退ビジネスである(都はるみのように出たり入ったりする人もいるが)。

            たそがれのうば桜 H28.4.09

 すなわち、いくら「国民的人気」の安室奈美恵でも、国民すべてが彼女のファンではなかった。ファンが300万人いたとしても、日本にはまだ12300万人いる。引退宣言することで、安室奈美恵を知らない残り98%の国民に、彼女の存在を植え付けることができる。認知できれば必ず、一定の割合でファンがつき、売上につながる。

 じつは私自身も、昨年紅白の引退表明で騒ぎが大きくなるまで、安室奈美恵を知らなかった。よく似たジャンルの、宇多田ヒカルや浜崎あゆみとの区別がつかない。顔写真を見ても判別できないし、歌もわからない。そんなじじいが、引退騒ぎがあってはじめて、安室奈美恵の存在を認識できたのである。



 そこで私も、これに倣って引退宣言をしようか。1年後にはすべての仕事を辞める。
 それで知名度が上がり、おいしい仕事が入るかどうか。どうも私の場合は、ますます閑古鳥が鳴くような気がする。それに、歌手とは違って印税収入の見込みなどまったくない。路頭に迷うだけである。
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