初めての2割診療
*社会・哲学* > 高齢化、医療、死生観 - 2018年09月12日 (水)
治療費合計が、支払った保険料を超えないようにしたい
2001年の9.11テロから17年経った。当時私は、勤めていた会社を辞め、コンサルタント独立したばかりであった。もちろんまともな収入などない。TVで放映されるツインタワービルの衝撃映像を繰り返し見て、自分の人生がどうなるか不安に思っていた。またその後しばらく、高層ビルと航空機を見るたび、テロに遭うのではないかと、気が気でなかった。
それでも当時まだ52才。あと10~15年働けるだけのエネルギーと健康は有していた。ほとんど病院に行くこともなかった。
それがいつのまにか、70才になった。健康保険の受給者負担分が2割になる。2割になっても、できるだけ使わないつもりである。これまでも、40代で受けた蓄膿と盲腸手術以外、治療費が支払った保険料を超えたことはない。これからもできるだけ病院のお世話にはなりたくない。

残念ながら、そううまくはいかなかった。
持病の蕁麻疹が治らないので、また皮膚科でオロバタジンをもらうことにした。最近、一粒で4~5日持つようになったが、薬が切れるとヤバイ。痛いのも辛いが、痒いのを我慢するのも限度がある。
患者のほとんどいない皮膚科で、診察時間30秒。それでも診察料710円払った。スタッフ3人いるので、患者1日10人なら厳しい経営かもしれない。客がいなくて待ち時間が少ないのは、患者にとってはありがたいが、いつ無くなるか心配である。
隣の薬局でも730円払った。合わせて1440円だから、診療代と薬価代合わせて7200円。まだまだ支払った保険料には届かない。
2001年の9.11テロから17年経った。当時私は、勤めていた会社を辞め、コンサルタント独立したばかりであった。もちろんまともな収入などない。TVで放映されるツインタワービルの衝撃映像を繰り返し見て、自分の人生がどうなるか不安に思っていた。またその後しばらく、高層ビルと航空機を見るたび、テロに遭うのではないかと、気が気でなかった。
それでも当時まだ52才。あと10~15年働けるだけのエネルギーと健康は有していた。ほとんど病院に行くこともなかった。
それがいつのまにか、70才になった。健康保険の受給者負担分が2割になる。2割になっても、できるだけ使わないつもりである。これまでも、40代で受けた蓄膿と盲腸手術以外、治療費が支払った保険料を超えたことはない。これからもできるだけ病院のお世話にはなりたくない。

残念ながら、そううまくはいかなかった。
持病の蕁麻疹が治らないので、また皮膚科でオロバタジンをもらうことにした。最近、一粒で4~5日持つようになったが、薬が切れるとヤバイ。痛いのも辛いが、痒いのを我慢するのも限度がある。
患者のほとんどいない皮膚科で、診察時間30秒。それでも診察料710円払った。スタッフ3人いるので、患者1日10人なら厳しい経営かもしれない。客がいなくて待ち時間が少ないのは、患者にとってはありがたいが、いつ無くなるか心配である。
隣の薬局でも730円払った。合わせて1440円だから、診療代と薬価代合わせて7200円。まだまだ支払った保険料には届かない。
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