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台風のつぎは大地震と停電

 これから災害が頻発することは明らかで、インフラ整備は分散化に向かうほうがいい

 台風21号の被害が明らかになったと思ったら、今度は北海道で震度6強の大地震が発生した。台風は「来るぞ来るぞ」という覚悟の上での災害であるが、地震の場合はほとんどいきなりである。まさか北海道にこれだけの大地震が来るとは思っていなかっただろうし、しかも深夜3時である。

 問題なのは、295万戸という北海道全域での停電が発生したことである。おそらく本邦はじめての大規模停電である。電気がないと、テレビやラジオはもちろんパソコンも使えないから、まともな情報が入らない。電灯や一部の水道は使えず、冷蔵・冷凍庫の中身はまもなく腐る。停電が長引けば、日本の食糧生産の22%を占める北海道の農産物がピンチになる。
 すなわち電気は、現代人の命である。

            機関車 H29.12.19

 大規模停電の原因は、北海道最大の苫東厚真発電所が停止したからである。この発電所は、3基の石炭火力発電機165万kWで、北海道半分の電力を賄っているという。この発電所が止まると、他の発電所だけでは需給のバランスが取れず、すべて自動的に停止する。それならエリアごとにブロックするなど、対策が取れなかったのかと思うが、後の祭りである。

 もちろん、供給責任が身についている電力会社は、必死で復旧する。順次、通電は開始されるはずである。
 また、復旧に時間がかかると思われていた関西空港の国内線が、明日中に再開されるという。思った以上にハイスピードの復旧である。


 ただこれからは、地震や噴火、台風・洪水の発生度は格段に増す。これだけ災害が起こると、インフラ整備のあり方を考える必要がある。発電所や空港にしても、1箇所集中の弊害は大きい。居住地域とは逆である。とくに電力供給は、5~10万kW程度の発電機を地域分散させたほうがいい。これくらい小規模だと、都会に原発を置くこともできる。当然トリウム原発の開発は、最重要課題である。
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