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体操宮川選手への体罰

 立小便で死刑になるような、ばかばかしいことはこれかぎりにしたい

 日本体操協会が、体操の宮川選手のコーチを体罰の疑いで追放したことに対し、宮川選手が記者会見で反論。それについて本部長やら協会がコメントし、またややこしいことになっている。
 会見で宮川選手は、「コーチから受けた体罰はパワハラと感じていない。むしろ塚原強化本部長から、(本部長のいる)朝日クラブに来ないとオリンピックに出られない、と恫喝に近いパワハラを受けた」と述べた。件の塚原(千恵子)本部長は「宮川選手の言っていることはウソかカン違い」と、反論している。

 若くて初々しい宮川選手にはOBや世間から大きな同情が集まっている。あまり美人でないのも好感が持てる。一方の塚原夫妻への風当たりは強い。いかにも悪代官と強欲やり手婆の風貌だからであろう。世間は見てくれで判断するから、最初から勝負はついている。だが真相はヤブの中である。

              罰ゲーム

 ところで事の発端は、宮川選手のコーチである速水氏が、宮川選手に体罰を加えたとされたことである。立たせたり叩いたりするのは、客観的には体罰かもしれない。体罰厳禁主義に凝り固まっているポリティカル・コレクトネス患者にとっては、涎の出そうな案件である。さっそく速水コーチに対し、無期限追放という。信じられない処罰が下されてしまった。

 だが体罰といっても、その前提と内容は千差万別である。人が崖から飛び降りようとしているときは、暴力を使ってでも止める。刃物や拳銃を振り回す危険な行為や、子供を殺そうとしている輩には、言葉での説得が利くとは思えない。体罰がいちばんである。そこまでいかなくても、体罰を欲する趣味の人もいる。LGBTと同じで差別はいけない。
 だから、すべての体罰はいけないと言って、味噌も糞も一緒くたにするのは、思考能力のないぼんくらである。
 それに速水コーチの体罰や暴言が、周囲に人がいる中で行われたなら、迷惑したのは周囲の人である。マゾ気味の宮川選手ではない。普通は、近くで怒鳴り声を聞いて気分がいいはずはない。これでまた話はややこしくなる。

 それでもこの「事件」をきっかけに、これまで有無を言わさず、「体罰は悪」と決めつけていたポリティカル・コレクトネス患者には、再考を求めたい。宮川選手の「私はコーチの体罰は、パワハラと思っていない」という発言を聞いて、極端からの揺り戻しがはじまるのではないか。いくらなんでも、立小便で死刑になるような、ばかばかしいことはこれきりにしたい。

 体罰イコール悪という、0か1かの単純な思考回路は、すべてにゼロリスクを求める放射脳患者の脳構造とまったく同じなのである。
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