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自民党総裁選

 帯に短し襷(たすき)に長しで、すべて優れている人はだれもいない

 9月に行われる自民党総裁選には、大方の予想通り、安倍現総裁と石破茂氏が立候補する。どちらの候補が適しているか。誰がいいかということより、なにをするかが問題である。
 まず2人とも、明日の8月15日に靖国参拝しない。それに関しては、評価はゼロである。

 外交面では、文句なく現総理である。就任以来すでに6年。歴代総理の中でも2番目に長い。そのうえ、高頻度に外国を訪問している。日本の海外に対するODAが減少している中で、なんとか諸国をつなぎとめている。首脳同士が集まるG7などの国際会議でも、終始議場をリードしているそうだ。海千山千の外国首脳と渡り合えるのは、非常に有利である。かって管総理が中国の胡錦濤主席と会談したときのみじめな姿は、日本を貶めるだけであった。

            タヌキの勢揃い

 つぎに、エネルギー政策で避けて通れない原発推進に関しては、いずれも腰が引けている。さすがに小泉老害元首相や野党のようなポピュリズムに走ることはないが、積極的な新しい原発建設には程遠い。
 そもそも、福島第一にあるトリチウム水の処理すらできていない。これこそ「幽霊が怖い」で、トリチウムの安全性は確立されている(β線が人体に悪影響を及ぼすなら、有効な殺菌・抗菌剤として活用できる)。1日150㌧増えていることから、それを少し超えるぶん、毎日流せばいいだけである。こんなものは中小企業の洗浄水程度で何も問題ない。もっとも、ちびり漏水と蒸発作戦で時間による解決を狙っているのかもしれないが。

 そして憲法改正である。これについては現総理の中途半端な改憲案より、9条2項を廃止するという石破氏の本格改憲の方が、はるかに優れている。自民党支持者のほとんどは、石破氏の案に賛成するはずである。9条二項を残し自衛隊を付け加えるだけでは、すぐ行き詰る。これを争点にして総裁選をやれば、石破氏の方が有利になる。


 したがって、いまのような争点が呆けたままでは、何もわからない。
 理想的なのは、憲法9条の本格改正を貫く石破氏を法務大臣、外務大臣を安倍晋三氏、財務大臣は消費税反対の先鋒である高橋洋一氏(旧財務省)、そして原発推進を積極的に行う石川和男氏(旧経産省)あたりを経産大臣に登用することである。
 では総理はだれか。
 「軽くてパー」の小泉純一郎氏か、わが福井県の稲田朋美氏である。
 帯に短し襷(たすき)に長し。すべて優れている人はだれもいない。
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