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お前も死ぬぞ

 死を覚悟しているつもりでも、つい日常に取り紛れて死ぬことを忘れてしまう

 お寺の掲示板や壁の張り紙を見て、「なるほど」と思ったことがある。たいていの人がなんとなく思っていたことを、うまい言葉で表現している。本や講演会などより、筆で書いた大きな文字はインパクトがある。

 これまででは、
 「世の中にうまい話はない」
 「役に立たなくていいです。・・・」
 の2つが気に入っている。
 とくに、「世の中にうまい話はない」は、このブログで何度か取り上げた。取り立てて新しい言葉ではないが、他人と交渉ごとのあるたび、思い出すようにしている。

            人生訓

 つい最近では、8月4日の朝日新聞YAHOOニュースで、岐阜県の願蓮寺に掲示してあった言葉が話題となっていることが、取り上げられていた。

 「おまえも死ぬぞ」である。
 これを書いたのは80才の願蓮寺住職である。「死をひとごとに思いがちだが、死は誰にも平等に訪れる。そのことに目覚めることで、命や生き方を見つめ直してもらえれば」と話しているそうだ。

 死を覚悟しているつもりでいても、つい日常に取り紛れて死ぬことを忘れてしまう。「おまえも死ぬぞ」という刺激のある言葉なら、いつでも呼び起こせる。日本中にこの言葉が広まれば、「じじいの決死隊」の志願者は増える。

 格言と言えば、「私のわがままあたり前、他人のわがまま許せない」(愛知・西岸寺)も紹介されている。ここまでくると川柳との違いがわからなくなる。
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