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福井フェニックスまつり

 どうでもいい加減さが、これからもフェニックス祭りを長続きさせる

 花火大会を皮切りに、恒例の福井フェニックス祭りが行われている。そのメインイベントは、今年県内外の39チームが出場するYOSAKOIイッチョライ踊りである。各チームが工夫を凝らし、音響車を先頭にしたパレードで演舞を披露する。昨夕、久しぶりにひと目だけでも観ようと駅前に出かけた。

 この踊りは20年ほど前、既に全国的なブームになっていた「YOSAKOI」に便乗し、名称を「YOSAKOIイッチョライ」としてスタートした。当初はほとんどのチームが、事前の猛練習をこなし、真剣で白熱した熱い戦いの演舞合戦であった。夕方になると会場周辺は、チームごとに凝った衣装の若者の人いきれでむんむんしていた。近所でも、踊りのチームに入り、熱心に練習している若者も多かった。

お城くんの舞 H30.8.04 なんじゃらの舞 H30.8.04 公園での演奏 H30.8.04

 ところが昨夕観た限りでは(時刻が合わなかったのか)、本格派「YOSAKOIイッチョライ」チームはほんの一部である。ほとんどのチームは、揃いのTシャツかせいぜい浴衣。どう見ても寄せ集めの感は否めなかった。踊りも一糸乱れずとは程遠い。各自が自由に手足だけを動かす、新しいスタイルの踊りである(タコ踊り?)。しばらく見ないうちに、明らかに踊りの質が劣化している。

 たしかにかっての勢いはなくなった。事前練習している人もまったく見かけなくなった。だが、あの熱心さがずっと続くとかえって恐ろしい。できる人とできない人の差が広がってしまう。できない人はコンプレックスしか感じない。いまの程度の踊りなら誰でもできる。このいい加減さが、これからもフェニックス祭りを長続きさせるのであろう。
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