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LGBTの生産性?

 トロッコ問題を解決するには、タブーを排した複雑で多様な議論が必要である

 新潮45(8月号)の杉田議員論文が、PC(ポリティカル・コレクトネス)患者を刺激し、バッシングに遭っているという。LGBT法連合会は抗議声明を発表し、さらに杉田議員には脅迫状も届いたらしい。

 私も新潮45を読んだが、とくに過激と思える内容ではなかった。杉田氏はなにもLGBTを蔑にしろと書いているわけではない。特別扱いするなと言っているだけである。たしかに「生産性がない」といわれる人は、(面と向かって当たり前のことを言われ)カチンとくるだろう。
 そもそも、生産性がない人間など山ほどいる。私は、男性こそ生産性がないと思っているし、長生きしすぎた高齢者目の敵にしている(障害者の話は長くなるので別に述べる)。LGBTはその端くれにすぐない。

 このLPGT問題だけでなく、杉田議員はこれまでにいろんな場面で「過激」な発言をして、その筋の人から叩かれている。ぜひ理不尽な圧力にめげないでいただきたい。報道によると、この件で杉田議員を励ました自民党議員たちも、バッシングに遭っているそうである。

              天女観音

 問題なのは、このような杉田議員の発言を押えてしまったら、それこそ社会に生産性が無くなってしまうことである。世の中に彼女と同じような考え方の人は多い(だから議員に当選した)。彼女の発言が封印されれば、本音を代弁してくれる人が誰もいなくなる。言論封殺では世の中真っ暗ヤミである。

 さらに私は、人間だけが特別な存在であり他の生物とは異なるという「優生思想」にこそ、根本的な疑問を感じている。人間も生物のほんの一種であり、多様性を持った自然界の一員として生かされているだけである。ところが、思いあがった人間様が他の動物を駆逐し、いまや哺乳類としてダントツの、70億にまで膨れ上がってしまった。しかも人ひとりが費消するエネルギーは、体重100倍のゾウ以上である。そのゾウの生態では、群れから異質なものを排除している。

 すなわち、合理的に人類の永続をインプットしたAIロボットなら、99%の人間は抹殺されるであろう。杉田議員の発言を深堀りしていくと、いま地球に蔓延っている70億の人類を、どう減らしていくかの(いわゆるトロッコ)問題にいきつく。トロッコ問題を解決するには、タブーを排した複雑で多様な議論が必要なのである。
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