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文科省幹部の不正疑惑

 先輩の元次官氏のようなパラダイムシフトが起これば、不正入試も正当化される

 文部科学省に新たな疑惑が浮上している。事務次官の有力候補と目された局長が、大学への補助事業採択の見返りに、自分の子供の入学点数水増しを要求したという。受託収賄疑惑事件である。

 といっても、裏口入学など珍しいことではない。もともと私立学校の場合、コネによる入学はあたりまえであった。最近では、正式の入試入学は半分くらいで、残りは特殊技能や推薦入学だと聞く。大手マスコミへの入社も限りなくクロである。今回裏口入学がこれだけ問題視されるのは、文科省の幹部が関わっていたからである。

            永平寺裏門 H27.10.09
            
 ところで、昨年も文科省幹部の不祥事があった。 
 モリカケ問題で有名になった前川元次官は、退職の原因となった天下りあっせんより、出会系クラブでの少女買春疑惑で有名である。文科省のトップだから、ほんとはこちらの方が罪深い。
 これを読売新聞がすっぱ抜いたところ、却っておかしなことになった。記者会見では、買春疑惑転じて「貧困女性の実地調査」と弁明し、それを支持するものが現われた。スケベ爺がいつの間にか、「貧困社会に目を向け、実地支援する人道的な元次官」ということになり、いまや全国講演で飛び回っている。

 そこで今回も、逮捕された文科省の局長の会見が聞きたい。不正入試や裏口入学について、どのように弁明するのか。先輩の前川氏に倣って、政権批判をからめ、うまい言葉で正当化すれば、マスコミは英雄視してくれる。またあらたな、パラダイムシフトが起こるかもしれない。2匹目の泥鰌は必ずいる。
 ただ、「裏口入学の実地調査」では、あまりにも陳腐である。局長氏の創造力が試される。



(追)
 不正入試事件には、件の局長と大学側をつないだ「コンサルタント」の存在がある。今回、局長の逮捕と同時に、医療コンサルティング会社元役員の谷口容疑者が、ほう助容疑で逮捕されている。特定業界の事情に精通したコーディネータである。私のような清貧コンサルタントとは異なり、利権の匂いには敏感である。このような輩が多いから、コンサルタントは胡散臭いと思われるのである。
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