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定着した禁煙ファッショ

 喫煙文化がなくなり、命汚い老人がはびこる殺伐した世界は理想郷なのか

 受動喫煙対策を審議した衆院の委員会で、議員がヤジを飛ばし問題になった。がん患者が参考人として発言したとき、「いい加減にしろ」と言ったらしい。自民党議員だったから、しつこくメディアに取り上げられた。

 「がん患者」がどういう人で、どんな発言をしたかわからない。
 だが喫煙と個別のがんの因果関係はわかっていない。
 喫煙者がガンになりやすいという人もいれば、がん患者には喫煙者は極めて少ない(あたりまえ?)という人もいる。ここ数十年喫煙率が激減し、肺がん患者が激増したことは紛れもない事実である。少なくとも相関関係は明白である。ほんとは、禁煙がガンを増やしているのである。

              美人薄明

 そもそもすべての物質は体に影響する。肺がんの原因は喫煙以外に山ほどある。自動車の排気ガス、黄砂や光化学スモッグ、火力発電によるばい煙、不潔による埃である。顔を見せただけで人を病気にする人もいる。とくに3.11後、原発を稼働できずに旧型火力発電を動かしたため、ぜんそく患者がいっせいに増えた。その何割かが、肺がんになる。

 それなのに、禁煙はほとんどの日本人の合言葉になった。
 国に先立って東京都では、さらに厳しい禁煙条例を定めようとしている。従業員を雇っている店はすべて、屋内禁煙となる。規制の対象となるのは、都内の飲食店の84%だという。店側は全面禁煙とするか、費用を負担して新たに喫煙室を設ける必要がある。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催までに、全面施行するという。

 これでは、喫煙という文化がなくなり、頭脳労働が退化する。頭を使う産業は衰退し、まちがいなく芸術の何割かは廃れる。大麻文化も期待できず、つまらない日本になる。殺伐とし命汚い老人がはびこる世界は、決して理想郷とは思えない。何のために禁煙を強制するのか。
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