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AIの正義 AI・IOTとは④

 いくら合理的判断でも人間が裁いたら誰か文句をつける。最後はAIにまかせる

 AIを搭載したロボットが、現実のものになろうとしている。その場合、人に危害を加えないロボットができるかどうか。むかしから大きな課題として問われてきた。いったいそんなことは可能なのであろうか。

 たとえば予防接種で、(いまの日本では)10万人に一人でも副作用死が出ると大騒ぎになる。予防接種をしなければ、それ以上の人が病気で死ぬことが理解できないからである。また、かってアフリカで、DDTを禁止したことがあった。DDTは、蚊を殺すが人間も殺す。その結果どうなったか。毎年マラリアで死ぬ人が400万人も増えたという。

 そもそも、地球上にいるいま70億もの人口は、際限なく増える。地球の限界から人類の破滅を回避しようとする「正義のミカタ」なら、1億残してあとは抹殺する。その意味で、ヒトラーやスターリン、毛沢東らにも一理はあったかもしれない。

            タヌキの勢揃い

 これらはいわゆる「トロッコ問題」である。トロッコが高架線路を走っており、進路に幼児がいる。このまま走れば幼児を轢き殺す。急ブレーキをかけたら、自分がまっさかさまに昇天する。
 このトロッコ問題をどう解決するか。人間にはこれといった知恵が浮かんでこない。マキャベリの理論を振り回すと、「人道的」立場の人が怒る。


 ではどうするか。
 人間の正義をAIに判断させるのも一つの方法である。いくら合理的な判断でも、人が裁いたら誰かが文句をつける。原発の稼働問題はその最たるものである。(もっとも、原発の稼働はトロッコ問題ですらない。)
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