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琵琶とカラス

 琵琶でたっぷり栄養をつけたカラスは、フルーティな味わいがある

 自宅の裏庭に琵琶の木がある。長女が生まれたときタネを蒔いて、もう40年以上になる。うっそうと葉が茂り、夏になると窓からの強い日差しを遮ってくれる。

 今の時期になるとその実が色づく。そうなるとカラスが騒ぎ出す。毎日のように数羽が実をもいでいく。そのままくわえていくときもあれば、小屋の上でおいしく食べる。いくら追い払っても、すぐ舞い戻る。
 それもたいてい、てっぺんの美味しそうなところからもいでいく。だから、人間様が収穫するときには、青臭い貧相な実しか残らない。

            琵琶の木 H30.6.10

 いま、日本の農作物に対する鳥獣被害額は、およそ200億円といわれている。これは調査の対象になったものだけで、実態はその10倍以上あるのではないか。それを防ぐため、山間部のシカやイノシシなどを猟師が射殺しても、持ち帰ってジビエになるのは、ほんの一部である。
 
 それに対し、市街地で民家の果実を襲うカラスは、捕獲すればそのままジビエとして調理できる。他の食用肉に比べ毒素が多いわけではない。カラス肉は、高タンパク、低脂肪、低コレステロール、おまけにタウリンや鉄分が豊富である。琵琶でたっぷり栄養をつけたカラスは、フルーティな味わいさえある(はずだ)。見た目の気味悪さだけ我慢すれば、食材として充分活用できる。


 このように、食肉を見る目でカラスを見ていたら、今朝からぱったりと来なくなってしまった。カラスも殺気を感じたに違いない。
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