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自白の強要

 世間は、日大監督とコーチが全面的に謝罪するまで追及の手を緩めない

 タックル事件を受け、日大アメフト部の会見があった。1回目は、直接タックルした日大の学生、つぎにその監督とコーチ、3回目に日大の学長である。

 直接タックルをした学生の会見では、やってしまったことを真摯に謝罪・反省し、そのうえで、コーチの指示があったことを暴露。自身は、アメフト部を退会するなど、終始低姿勢であった。世間のほとんどは、この学生の会見を評価し、概ね好意的な論評が多い。「被害」に遭った関学アメフト部や怪我をした学生の家族からも、寛大な処置を求める声が上がっている。

 一方、日大監督・コーチの会見では、マスコミの好意的な態度は一変した。
 会見で、内田前監督は直接の指示は出していないと述べた。コーチの方は、指示は出したがあそこまでやるとは思わなかったという。おそらくそれが本音であろう。監督・コーチからみると、選手の性分を考え、やや大げさな指示を出す。前代未聞のタックルになり、ここまで騒ぎになることは想定していなかった(していたらあそこまで具体的な指示は出さない)。

 日大学長の会見でも、監督からの反則指示など、核心への明言を避けた。内田氏がアメフット部に再び関与する可能性については「勝手に判断できない。学生の意見を聞いてから」と、あいまいであった。
 これらの真実が何かはわからない。誰にもわからないであろう。
 それでは世間は納得しない。

            ちがう桜が H27.4.19

 問題なのは、世間やネット世論が押しなべて、日大監督とコーチが具体的に関学の選手に怪我を負わせるように指示を出し、学長がそれをかばっているというストーリーを、かたくなに押し通そうとしていることである。監督やコーチの言動が、少しでもそれに外れてはいけない。「被害者」である関学アメフト部や、けがをした学生の親も、「真実を語ってもらいたい」と、暗に「自白」を強要している。マスコミ報道もそれに加担し、日大が学校ぐるみで傷害事件をもみ消そうとしているように印象を、世間に与えてしまった。

 日大の監督とコーチが全面的に悪かったという「真実」を白状するまで、追及の手は緩めないのであろう。事実かどうかは関係ない。いま、ほとんどのマスコミや知識人は、全面的に日大上層部を悪者にしている。一部反論する人がいたら、あっという間に炎上する。 
 まさに一億火の玉で負け戦に突っ込んでいった、大東亜戦争前の空気を彷彿とさせる。



 モリカケ問題で、些細な事象にうつつを抜かす野党やマスコミも、同じ穴のムジナである。些末な出来事を針小棒大に取り上げ、自ら作ったストーリーで、善良な人たちを極悪人に仕立て上げる。
 ただこちらは、ネット情報を中心に、下手な扇動に踊らされないコア市民が頑張っている。踊っているのは、TVや新聞に洗脳された人種、TV漬けの惚け老人ぐらいである。
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