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船頭の多い日本

 いくらたくさんいても、まともな船頭がいないことが問題

 日本は、深刻な人手不足だといわれている。
 ただ人手不足といっても、分野や求める人材ごとにミスマッチがある。ハローワークの情報では、有効求人倍率が高いのは今年3月時点で、建設躯体工事(10.9)、保安(7.6)、医師・薬剤師(6.8)、建設・土木・測量技術者(6.4)、生活衛生サービス(4.4)と続く。低いのは、一般事務(0.37)、美術・デザイナー(0.5)、鉄道運転(0.34)、航空機運転(0.7)、事務用機器操作(0.47)である。

 一般に、現場労働者の不足が目立つ。むかし中卒者が「金の卵」と煽てられて集団就職した職業に近い。いまは外国人研修生か学生アルバイト、腰掛のパートタイマーがその仕事を担っている。
 また今後確実に不足するのは、コンピュータのプログラミング技術者だという。
             
              田吾作

 一方で、増えている職業もある。
 国内の弁護士数が、4万人を超えたことが明らかになった。司法制度改革の本格始動した2002年以降、法曹人口の拡大が続き、ここ10年間で約1.5倍に増えたという。

 同様に、会計士も増えている。公認会計士が36000人で、これも10年前の1.5倍。税理士は、76000人。医師、歯科医師は、合わせて42万人。私が保有している中小企業診断士、技術士は各10万人を超える。なんやかやで100万人。すべて、スタッフ的な仕事をする人である。
 さらに減少しているとはいえ、400万人もの公務員がいる。公務員と同じような団体職員を含めたら、500万人は下らない。もちろんその上には、3万人以上の議員様たちが鎮座している。

 日本では、頭が多くて兵隊がいない。その増えすぎた頭が、しっかりしていればいいのだが、そうでないことが大問題なのである。
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