FC2ブログ
RSS

結果の報告書 行動力基本動作10か条①

 仮の企画書(報告書)を作成しておけば、「質問する力」が生まれる

 むかし管理者養成学校で、「行動力基本動作10か条」を暗記したことがあった。電通の「鬼十則」のような、モーレツ社員としての心構えをまとめたものである。なかに理解に苦しむものもあったが、概ね組織の中で重要なことが示されている。
 すべての文言は覚えていないが、30年以上経っても、つぎの条項を肝に銘じている。

①ぐずぐずと始めるな、時間厳守。
②始めに結果の報告書を作成し、仕事の進行と共に空欄を埋めていけ。これを企画という。
③行うべき作業を列記し、項目に優先順位を記せ。
④行動の価値を決定するのは、所要時間と結果の良し悪しである。
⑤行動は命令者への結果報告によって完了する。やりっぱなしは何もしないよりまだ悪い。

 当たり前のようだが、これらを自覚しているのといないのでは、仕事に対する姿勢がずいぶん異なる。

              守り神

 とくに、②を初めて聞いたとき、目から鱗が落ちた。
 はじめに報告書を作成するといっても、捏造を薦めているのではない(ほんものの報告書は最後に提出する)。たいていの場合、企画(経営コンサルタントは診断)報告書において、記述する項目は決まっている。企画書(報告書)が必要な仕事の場合には、あらかじめ何らかの情報ぐらい持っている。その情報をもとに、想像力(妄想?)を働かせ、仮説としての「結果の報告書」を作成しておくだけである(最初やや面倒でも、結局は短い時間でいい仕事ができる)。

 仮説の企画書(報告書)は羅針盤である。初心者は、担当者へのヒアリングで、聞くことに困ることが多い。その場合、仮説の企画書(報告書)があれば、それが正しいかどうか確認するだけでいい。そして、空欄をどう埋めるか聞いていく。わからなければ、お互い話し合って知恵を出す。これが「質問する力」である。そこから独創的なアイデアが生まれる。ゼロからは何も生まれない。


 ここで大切なのは、仮説に固執しないことである。仮説はあくまで仮説である。たいてい、企画や診断を実施していくうち、つぎつぎ変更が出てくる。その都度、企画書(報告書)を変更しなければならない。その柔軟性がなければ、ストーリーありきで冤罪を作り上げる、警察や検察、いまの野党と同じことになる。
 だから頭が固い人は白紙で臨んだ方がいい。だがそのときは、④に反することは明白である。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :