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みっともない憲法

 「みっともない」という人を認めない人こそみっともない

 憲法改正を拒もうとする人たちが、国会を機能停止にしている。国会がおかしな問題に乗っ取られ、憲法問題がどこかに飛んでしまった。今朝の新聞も、改憲反対の社説一色である。その「護憲派」の一人である保坂正康氏(ノンフィクション作家)が書いた記事を見て、いささか憤りを思えた。

 彼は新潮45の2月号で次のように述べている。
 ≪憲法改正を論じる人たちが、あまりにもあっけらかんと「占領憲法」とか「押しつけ憲法」はては「みっともない憲法」と口にするのに驚く。このような論には肝心の点が抜け落ちている。先達に対する畏敬の念である。 ~中略~ 平気で前述のような言を口にする人とは、論議そのものの必要性を認めない。そういう人たちの歴史観は、先達を冒涜しているだけでなく、彼らに非礼を働いていることさえ意識していない。歴史を語るときは先達を侮辱するなといいたい。≫

 つまり幣原喜重郎、吉田茂をはじめ当時の議会は、現在の憲法の前文を作成するのに、前向きな字句を入れるよう要求しており、昭和天皇をはじめ多くの人々も、新憲法制定に尽力していた。だから、安易に現行憲法をいじくるなといいたいのである。
            みっともない顔
 歴史の大家である保坂氏に反論するのはおこがましいのだが、黙ってはいられない。
 まず、「占領憲法」とか「押しつけ憲法」はよく聞くが、「みっともない」という声は聞いたことがない。あったとしても、先達が尽力したことと、現実に「みっともない」ことは関係ない。
 また「占領憲法」とか「押しつけ憲法」というのは、はたして無礼なのか。現に今の憲法は、意味不明な文だらけで、我々には解釈できない。みっともないという声も間違いではない。憲法がみっともないことと、先達に対する冒涜とは異なる。当時よくてもいまはみっともないのである。

 こういう人に限って、先達を侮辱している。
 先達に対する畏敬の念を持つなら、当時の日本軍に対しても、畏敬の念を持つべきである。少なくとも、欧米列強が日本を潰そうとしている中で、命を懸けて戦ったのである。侵略したとかしないというのは、戦勝者の価値観である。それまですべての国は、侵略で成り立っていた。
 「みっともない」という人を認めない人こそみっともない。だから保坂氏のような専門家は信用できないのである。
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