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小西議員への「罵声」

 このような気持ち悪い議員は金輪際、目に見えるところにいてほしくない

 民進党の小西洋之参院議員が、国会周辺で防衛省統合幕僚監部の3等空佐から「国民のために働け」などと「罵声を浴びた」ことを国会で暴露し、物議を醸している。リベラル系の識者やメディアはもちろん、日ごろ小西氏に反感を持っているネトウヨの間でも、自衛隊員が発言したことは問題だったとしていた。多くの人が言うように、「シビリアンコントロール」に反しているからである。

 たしかに、日頃の小西氏の言動に問題はあるとしても、自衛隊員が力ずくで国会議員を封じ込めようとするのはまずい。「シビリアンコントロール」に疑問を持っている私自身も、公衆の面前でいきなり人を罵倒することは、申し開きなど効かないだろうと思っていた。ヤクザの恫喝そのものである。 
 防衛相も自衛隊員の発言を陳謝し、本人を含めて実情を調査、24日にその中間報告を発表した。
            義経 H29.11.05
 しかしその報告内容を見ると、「罵声事件」前後のいきさつは、小西氏の云うこととまるで違う。隊員の話半分としても、「言論封殺」は、むしろ小西議員の方にあったのではないか。「罵声」があったという交差点の数分間は、ミニ討論会のようなものに思える。自衛官だけでなく、小西氏も相当発言していた。小西氏が聞いたという、「国のために働け」、「気持ち悪い」と言葉も、その何倍もの話の流れで出てきたものである。むしろ小西氏にとって、一自衛隊員の意見をナマで聞くことができる、貴重な機会であったのではないか。
 それなのに小西議員は、さも被害者のような顔で警官を呼び、あろうことか国会にまで持ち込んだ。 

 まったく反対の立場ながら私は、小西議員のような人は日本になくてならない存在だと考えていた。どんなにおかしな意見も、1%は正しい可能性がある。さらに、このような人でさえ国会議員に成れるという反面教師がいれば、人々は優越感を味わうことができる(そのぶん落ち込んで自殺する人が減る)。

 だが、こんどのチクリ事案で、つくづく小西議員の人格そのものを疑うようになってしまった。まさに「気持ちの悪い」存在である。このような議員は金輪際、目に見えるところにいてほしくない。
 一方で、このような気概をみせる自衛隊員は、国民にとって心強い限りである。メディアが報じるような、PKO派遣に怯える隊員だけではなかったのである。
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