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また日報

 文書が世の中を動かすようないまの文書国会は、ヒトラーの独裁より性質が悪い

 また政府が「ない」といっていた文書が見つかった。陸上自衛隊の、イラク派遣時の日報である。
 このイラク派遣日報は今年1月までに見つかっており、その後も続々と「発見」されている。昨年、国会で日報が取り上げられた際に調査が指示されたが、当時は「残っていない」としていた。日報は行政文書ファイル内に含まれており、防衛省は「イラクと結びつかず、担当者が気づかなかった」としている。

 格好の攻撃ネタが現われ、「政府ぐるみの情報隠し」として、これ幸いと野党やマスコミが飛びついた。古臭い攻撃ネタをとっかえひっかえしているようにしか見えない。それでもモリカケが終焉に向かっているところに、新たな火種が出現。政権の立場からみると、意地汚い反対勢力に、また美味しいエサをばら撒いてしまったといえる。
            モンゴル大寺院ハトH25.6.20
 しかし何度も言うように、「たかが文書」である。こんな重箱の隅ばかり突いていても、何ら生産的でない。しかも自衛隊の日報という機密性の高いものは、公開する前提で書かれていない(どんな文書でも公開するなら、ほんとのことを書かなくなる)。だから、ほんものの日報などないのである。今回出てきたものこそねつ造である。

 そもそも役人の仕事は、書類をつくることではない。もしかしたらいまの役人は、正味の仕事にその10倍もの文書関連時間をとっているのではないか(作成、承認、回覧、閲覧、保管、廃棄)。文書をつくるのが仕事だと思っている。それなら、その仕事が半減するだけで公務員も半減する。

 頭の固い人たちには怒られるかもしれないが、文書が世の中を動かすようになってはおしまいである。いまの文書国会は、ヒトラーの独裁より性質が悪い
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