FC2ブログ
RSS

フェイクニュース

 事故が起きることを熱望しているから、「見たいものが見えてしまう」のである

 沖縄タイムスは、21日のYAHOOニュースで「米軍嘉手納基地周辺の上空で、F15戦闘機2機が異常接近した様子が確認された。」と報道した。その際、後方から近づいた1機が、空中で機体背部の板状の制動装置「エアブレーキ」を作動させて速度を落としたという。

 これについて沖縄タイムスは、元空将補だという「識者」に、「着陸時の減速で使うエアブレーキを空中で使うのはあり得ない。他の方法では間に合わないくらい危機が迫っていたとみられる」と語らせている。
 いかにも沖縄上空で、大事故が起こる寸前だったかのような記事である。いくら偏向新聞でも、記事に「識者」とか「専門家」と書かれると、つい信じてしまう。
            F15J4機編隊 H29.10.09
 しかしこの記事をみた本物?の識者は、つぎつぎと元空将補の発言を否定している。現役あるいは元パイロットだったという人たち(これもわからないが)は、ネットでつぎのようにコメントしている。

≪エアブレーキは、場面によって普通に使用します。グライダーも旅客機も場面によって、スポイラーと言う名前の違うエアブレーキを通常操作の中で使用します。なぜそんなに大騒ぎするのか、・・≫

≪ジョインナップ(空中集合)するときは普通に使いますよ。特に早くジョインナップしたい時にはとても役立ちます。識者?には失礼ですが、乗った経験がないとわかりませんよ。≫

≪~こちらの記事にある「空中で使うことはあり得ない」というのは嘘だと断言します。
また、異常接近と言いますが、戦闘機操縦者は、翼端間隔が数十センチというレベルまで近づくことが出来ます。~≫

≪ここで言っている「エアブレーキ」は、普通「スピードブレーキ」と言って、着陸時だけでなく、上空では普通に使うもの。「着陸時の減速で使うエアブレーキを空中で使うのはあり得ない。」とか、どシロートもいいところ。≫


 これらコメントの内容を読むと、どう見ても、沖縄タイムス記事の方がフェイクである。記者は、事故が起きることを熱望しているから、「見たいものが見えてしまう」のである。
 文書、そして専門家を信じてはいけないことがよくわかる事例である。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :