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ほんとの問題はなにか

 森友問題の本当の問題は、騒ぎをどんどん大きくしたことである

 国会で大騒ぎになり、内閣支持率を急落させている、「森友文書改ざん」問題。いったい何が問題なのか。
 この問題のきっかけは、安倍首相が国会で「私や妻が土地買収の件で関与していたとしたら、国会議員を辞める」と断言したことから始まった。いま野党やマスコミが騒いでいるのは、首相や夫人が悪いことをしたからではない。単に「関与」したかどうかの一点にかかっている。これは加計学園問題にも言える。賄賂も票も関係ない政治家が、学園設立に尽力したとしても、そのことが罪になるわけではない。むしろ、それこそ政治家の務めである。

 首相がここまで断言したのだから、まず首相自身の関与はないと考えるのが自然である。だがいくら夫婦といえ、妻の行動すべて把握できるはずはない。あそこまで大見得を切ったということは、よほど妻を信頼している。ふつう政治家なら、「妻の細かい行動にまで責任を持てない」と逃げを打つ。私でさえそう思うのだから、狡猾な政治家なら言質を取らせない。
            いわざる
 首相が妻を信頼し、熾烈を極める国会の証人喚問から守ろうとする姿勢は、並みの人ができることではない。多くは妻を差し出すことで、乗り切ろうとする。
 野暮な野党やマスコミは、その一穴を狙い猪突猛進している。政権攻撃だけが目的である(そもそも「関与」は悪いことではない)。まるで大人げないし、これこそ国民無視の逆走ではないか。国会審議が中断し、来年度の予算や風雲急を告げる北朝鮮情勢が、蚊帳の外に追いやられている。これで得をする国は限られている。
 
 したがってこの森友問題のほんとの問題は、このつまらない出来事を、ここまで大きな騒ぎに拡大させてしまったことである。騒ぎが大きくなればなるほど、役人も細かいところを取り繕おうとして、文書書き換えにも手を染める。
 だれが騒ぎを大きくしたのかは、言わずもがなである。
            どうでもしてくれ
 (たとえは悪いが)不倫など不祥事のあとの記者会見で、「お騒がせして申し訳ありませんでした。」という責任者の言葉をよく聞く。この謝罪の仕方はおかしい。騒ぎを拡大したのは本人ではなくマスコミだからである。しかも騒ぎで一番迷惑を被ったのは、不祥事を起こした組織や本人である。
 ほんとうは、「お騒がせして・・・」に続けて、「それでも、世間を騒がしたのは私たちではありません。」と言いたいのである(それこそ大炎上するが)。
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