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のぞみ号の車体亀裂

 不正や手抜きの公表を褒めてやれば、すべての悪い情報が表に出て事故は激減する

 新幹線のぞみ34号台車の亀裂は、製造段階の不備に起因することが明らかになった。JR西日本の来島達夫社長らが記者会見で、調査結果を公表した。製造したのは、川崎重工である。大企業の不祥事だけに、さっそくマスコミの餌食になっている。

 福井新聞社も、3月2日の社説で「のぞみ台車 破断寸前 安全思想の劣化は深刻だ」として、JRや川崎重工を非難。この機会に、三菱自動車、日産自動車、スバル、神戸製鋼所、三菱マテリアル、東レ、宇部興産、大林組、鹿島、清水建設、大成建設など、つぎつぎ発覚する大企業の不正を叩いている。

            もう枯れ尾花 H28.8.19

 しかしながら、このような不祥事が表沙汰になるのは、悪いことではない。昔ながらの強権・隠ぺい組織なら、大問題にはならなかった。のぞみ号の亀裂も公にならず、運行中に破断し大事故になって初めて騒ぐ。
 そのほか挙げられた各社「不正」も、公表の時点で実害があったわけではない。

 問題はこれらの不正公表に対し、マスコミのような安全な立場の人が、やみくもに批判記事ばかり書くことである。ことあるごとに目の敵にされれば、誰だって隠したくなる。おそらく世の中には、この100倍ものインチキが眠っている。これらすべてが表に出なければ、あらゆる事故は無くならない。

 つまり今回ののぞみ号のように、不適正な事案を、大事故に至る前公表した場合には、積極的に褒めるべきである。そのような社会的なコンセンサスができれば、悪い情報はどんどん表に出てくる。事故は激減する。
 だから責任は批判するほうにある。
 鬼の首でも取ったように批判ばかりするから、現場には落ちこぼれしかいなくなるのである。
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