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佐川長官への抗議

 日ごろ虐げられている零細企業事業主は、直接文句を言わずにそっとごまかす

 確定申告の時期である。この税務申告で今年、各地で不穏な動きが起こっているという。佐川宣寿国税庁長官(前財務省理財局長)に学校法人「森友学園」への国有地売却問題に関して国会で虚偽答弁をしていた疑惑が向けられていることである。廃棄したと答弁していた文書が残っており、そのなかには、残存廃棄物を理由に森友学園側が土地を安価で購入したいと財務省近畿財務局に要求している様子などが記されていたらしい。

 これに対し、ネットなどでは
 「自分たちは書類を捨てておいて、納税者には『書類をとっておけ』というのは矛盾している」、「税金から給与をもらう意識のない者が税金を納めるところの長では、払いたくないと言う者が出ても不思議ではない」「佐川の退職金になるのなら、払いたくない」、「納税する気にならん」などの声が上がっている。
 市民団体は、「国民なめんな」、「納税者一揆」と称したデモで、霞が関を取り囲んだ。大阪や福岡でも抗議活動があったという。

            請求書

 しかし、このような抗議の声を上げる人たちは、それにふさわしい高い税金を払っているのだろうか。100%ごまかさず、しかも自分が受けた恩恵以上に税金を払っている人だけが、抗議する資格を持っている。
 ほとんどは、後ろめたさからそんな声は上げない。むしろ今年はチャンスとばかり、税務申告を有利に進める。


 じつは7~8年前の確定申告時には、もっとひどいことがあった。ルーピー鳩山氏が首相時代、母親から貰った何十億円もの資産贈与税を申告していなかったことである。贈与税だから、目の玉の飛び出るような金額である。当時は、もっと多くの人が税金の支払いを渋った。

 日ごろ大企業や公務員に虐げられている零細企業事業主は、直接文句を言うことはない。わからないよう、そっとごまかす。グレーゾーンをすべて、まともに申告している人などいない。後ろめたいから、とても佐川長官を非難することはできない。指摘された時の言い訳にとっておけばいいのである。
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