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豪雪被害の要因

 日本どころか、狭い福井のしかも嶺北地域でさえ応援体制がとられていなかった

 昨日21日の福井新聞社会面記事は、「300台応援実現できず」のタイトルで、今回の豪雪被害が拡大した要因を分析していた。除雪を担う建設事業者の施工範囲の「縄張り意識」や、稼働可能な除雪機械台数の見込み違い、そして除雪機の燃料不足である。

 「縄張り意識」は、県や市町の平常時の除雪計画によって、除雪事業者が振り分けられていることである。県道を除雪している事業者が、除雪を必要とする目の前の市道を担当外と言うことで除雪できなかったという。
 また、計画では嶺北に1000台あるはずの除雪車両が、実際に使えるのは700台しかなかったという見込み違いもあった。
 さらに、燃料を保管しているテクノポートの油槽所との除雪がなされていなかったため、肝心の燃料補給ができなかったというミスも発生した。

            深みにはまる H30.2.09

 このブログで以前、今回のような緊急事態には、日本各地の建設事業者の応援が必要だと書いたことがある。だがこの記事によると、日本どころか福井県しかも嶺北地域でさえ、的確な応援体制がとられていなかったことになる。大まかに県道と市道の担当分けはあってもいいが、緊急時には現場作業者の裁量に任せるべきであった。
 また遅まきながら今後は、燃料補給などのロジスティクスを考慮した除雪優先順位を計画に盛り込むはずである。

 それでも今回の豪雪は、圧倒的に物量不足であった。家の前の道路では、除雪が必要な5日から14日まで1度も除雪車が入らず、車での外出は不可能になった。もちろん仕事は全面ストップ、なんとか1度買い出しができただけ。市内の生活道路はどこも同じである。県内の資源を最大限活用できたとしても、スムースな除雪は厳しかったのではないか。

 やはり緊急時には、全国広範な応援体制があってしかるべきである。これ以上の豪雪も充分考えられるし、津波や大地震巨大噴火などいつ起こってもおかしくない。すでに日本列島は大災害の躍動期に入っているのである。
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