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必ず起こる大地震

 地球が「健全」なら、南海トラフや首都直下地震は必ず起こる

 巨大噴火と同じように恐ろしいのは、大地震である。世界陸地の0.25%しかない日本で、世界の10%の地震が起こっている(ちなみに活火山の数は世界の7%である)。日本付近では4つの移動プレートが絡み合っており、常に歪エネルギーが蓄積されている。
 「地学ノススメ(鎌田浩毅著)」をもとに、近未来の地震予測を行ってみよう。

【南海トラフ地震】
 今後20年以内に、必ず起こるといわれているのが、発生前から命名されている「西日本大震災」である。海洋プレート(フィリピン海プレート)が、日本列島の下にある大陸プレート(ユーラシアプレート)の下に潜り込み、何万年もの歪がたまっている。この歪が限界に達して大陸プレートが跳ね上がり、巨大地震と大津波が発生する。東日本大震災の発生メカニズムと同じである。

 プレートが潜りこんでいる溝は、南海トラフと呼ばれ東西方向に幅広い。そのため地震が起こると、首都圏から九州まで広範囲に被害を与える。90~150年の周期性があり、とくに大きな地震が3回に1回発生する。
 今度起こるのは大規模地震のほうで、規模は東北大震災に匹敵する。こちらのほうが、はるかに人口密度が高い。津波などで32万人が亡くなり、220兆円の経済被害(3.11の10倍)が発生するとされる。鎌田氏によると、2038年がそのⅩ年にあたる。予測は外れるので、すでにいつ起こってもおかしくない。地震のエネルギーは、充分溜まっている。

          美人薄明
【直下型地震】
 前述の日本付近のプレートの歪が、日本列島の地下の弱い箇所で岩盤をずらし、断層を作って活断層となる。その断層が、繰り返しずれることで地震を起こす。プレートは常に移動しているので、必ず周期的に活断層がずれ地震が発生する。日本は、この活断層の宝庫である。

 とくにいま、最も恐れられているのが、首都直下型地震である。1703年の元禄地震で10000人以上、1855年の安政江戸地震で4000人、1923年の関東大震災では火災によって10万人以上が死亡した。前回の大地震からすでに100年ほど経過している。これも充分歪エネルギーが蓄積しており、いつ起こってもおかしくない。



 これらの大地震は、予想される未来には確実に起こる。
 それでもほとんどの人は「まさか」と思っている。
 なぜなら、これまでの震災はそれこそ「まさか」の大地震だったからである。南海トラフ地震や関東直下型地震は想定していても、東北大震災は完全な不意打ちであった。熊本の地震も、予想している人は少なかった。専門家の予想はだいたい外れる。

 だから、いつ何が起こってもおかしくない。
 例えば今度の巨大地震は、北朝鮮の白頭山の噴火と同時に起こるかもしれない。その場合、日本海に大津波が起こる。海抜数メートルしかない福井平野は沈没する。

 もっとも、こんな予想は当たったためしがない。だから、何が起こってもいいように、日本中いたる所に避難所をつくるべきである。今の日本で、避難所として最も安全なところは原発施設である。原発を数多くつくるほど、日本は安全になるのである。
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