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うんざりの大雪

 あらゆる災害に備え全国の業者が助け合うしくみをつくる。文句を言ってもはじまらない

 今日もびっしり雪が積もっている。うんざりからイライラが募ってきた。積雪を告げる予報官が鬼に見える。いまさら、大雪に警戒しろ、と言われても困る。屋根雪も心配だし、車での外出ができないと仕事にならない。それより買い出ししないと、灯油はあとわずか。コメ・食料・酒も切れかかっている。
  
 家の前では、ガタガタ圧雪の上に、また30センチは積もった。もう普通車は通行不能である。駐車場の除雪はできても、目の前の道が通れなかったら意味がない。道路を人力で除雪しようにも、カチンカチンでスコップが入らない。除雪車がフル稼働しているはずだが、ここはもう1週間も来ない。如何せん建設事業者が足らない。終日の除雪による疲労が祟って、市内の近くでオペレーターの一人が亡くなってしまった。

  また積もった H30.2.13    雪の車道 H30.2.13

 平成25年の国土交通省「建設業許可業者数調査の結果について」によると、ピークの平成11年度に600,980軒あった全国の建設事業者は、平成24年度には469,900軒に減少している。この減り具合では、現在は40万軒前後とみられる。じつにピークから30%以上減少した。建設従事者はもっと減少し、さらに高齢化している。いま県内建設作業者の疲労は、頂点に達している。

 じつは福井県の建設事業者数は、人口比で日本一である。だが絶対数(4106社)は39位で、トップの東京都の10%しかない。今回のような除雪需要は、人口比より道路延長に比例する。ちなみに福井県の道路長さは東京都の40%あり、一社当たりの負担は4倍にもなる。しかも東京には、ほとんど雪が降らない。

 ではどうしたらいいか。今さら建設事業者を増やそうにも、人手が足りない(文句の多い年寄りは簡単な仕事しかできない)。
 日本全国にはいま現在、働いていない重機やオペレータが、ごまんといるはずである。この際オスプレイ(又は大型ヘリ)で、除雪機械とオペレータを、必要地域に運んだらどうか。100機のオスプレイが、10回往復すればかなりの戦力になる(もろん陸上輸送のほうがいい)。こうやってムラをなくすことが、迅速な復旧とムダの削減になる。
 これからあらゆる災害に備え、そのしくみをつくらねばならない。(大して税金を払っていないのに)行政を非難してもはじまらない。
          どうでもしてくれ
 今回の豪雪で、ちょっぴりいいこともあった。まずこの一週間、みっちりと(雪掻き)筋力トレーニングができたことである。そして、近所でこれまで数十年来、一度も口をきいてない人と、コミュケーションを取ることができた。雪沼に入り込んだ車を押したり引いたり、除雪の苦労を慰め合った。
 それでも根本はわが身優先である。これからこの忌まわしい雪塊を、ババ抜きのように押し付け合う作業がはじまる。
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