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食い逃げ世代は どこにもいない(7月5日)

 日本という国は、国民がすべて一生懸命働くことを前提として成り立っている。そうすれば、日本の富は永遠である

 高齢者年金制度がひっ迫する中で、我々団塊以上の年代は、食い逃げ世代だといわれる。払った年金額より、もらう年金のほうが多いからだ。確かに将来、一人の若者が一人の老人を支えるようになれば、現在の年金制度そのものは、立ちいかなくなる。

 しかし、よく考えてほしい。
 国内のお金は、消えてなくなるわけではない。そんなことは不可能である。高齢者が金融資産を食いつぶすというのは、真っ赤なウソだ。これまでのような経常黒字を続けている限り、国内のお金は増え続ける(今は、化石燃料をバカみたいな値段で買っているから危ういが)。
 その増えたお金は、まず勤労者にはいり、年金として高齢者の懐を膨らませる。だから、国民の金融貯蓄が1500兆円にもなる。
 この1500兆円もの貯金は、とても高齢者中心の国民だけでは使いきれない。それなら、国が代わりに使ってあげるしかない。誰かが借りて使わなければ、恐慌だ。だから国の財政赤字が、1000兆円を超えようとしている。残りは外国へ貸している。

 これはまったく、心配には及ばない。
 国が使ったお金(国債金利も同じ)は、そのまま働く国民に入るか、年金として高齢者に回り、再び貯蓄される。すると、人々の金融資産1500兆円が、また増える。たとえば国の財政赤字が1100兆円になると、人々の金融資産は1600兆円になる。お互いに際限なく膨らむが、全く心配ない。手続き上の数字が増えるだけだ。国債の入札不調など、起こるはずがない。もし起こったとしても、それは国民がお金を使うことに目覚めたときである。そのほうが、めでたいではないか。財政赤字も縮小に向かう。

              金は天下の廻りもの H27.9.26

 すなわち、国の財政赤字と国民の金融資産は、完全に連動している。国が赤字になればなるほど、国民はお金持ちになるのである。したがって、今の高齢者に対する年金がいくら高くても、国の財政赤字がいくら増えようとも、国民金融資産を合わせた国内のお金は増え続ける。そしてそのお金は、高齢者がいなくなると、いまの若い世代に転がり込む。頭数の少ない若い人のほうが、はるかに有利なはずだ。食い逃げ世代など、どこにもいない。

 働かない老人がすべて、今すぐ消えてしまうことを想像してほしい。若い人にとって、日本は天国になる。その天国がこれから、実現しようとしている。ただし、国外にお金が流れないことが重要である。国内で、たいていのモノやサービスを供給できるよう、若い人(働ける老人も)たちは一生懸命働く必要がある。 
 もともと日本という国は、国民がすべて一生懸命働くことを前提として成り立っている。このことだけは、絶対忘れてはいけない。

 すなわち、「財政赤字が大変だ、公共事業を増やすな。」という人は、自分は働かないで恩恵だけを受けようとしている。つまりそんな人たちに限って、弱者救済とか補償金の名目で、なんだかんだと税金をむしりとって、財政赤字を膨らませている。さすがに、こんな「ゆすり・たかり」のぶら下がりが増えれば、日本はおかしくなる。


 経済素人の考えであるが、大筋では間違っていない。間違っていなければ、消費増税は不要である。増税は、財務省の利権(各種機構や軽減税率適用業界への天下り)のためだけに、導入するのである。
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