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出版物と読書

 コンサルサービスと同じで、無料では読むほうも気合が入らない

 出版物の販売高が、ピークの半分近くにまで下がっているという。ネット・スマホの普及で、速報性を売りにした週刊誌は厳しくなり、漫画もネットで読むほうが手軽である。文春のごとく、スキャンダルで好調な雑誌は例外で、書籍全体の発行部数は長期低落している。もちろん新聞の発行部数も同じである。
 いまや国民の大半はスマホとにらめっこで、新聞や週刊誌どころか、文庫本すら読んでいる人は、めったにいない。

 私自身、ほとんど本を買わなくなって久しい。狭い部屋が本で一杯になっているからである。けち臭い性分なので、雑誌すら捨てることができない。埃がこびりつき、無残に変色した古本が並んでいる。30年も前の社会・経済誌など、役に立つかどうかわからない。こうやって年寄りの家がゴミ屋敷になる。
        似非学者
 そこで20年ほど前から、図書館で借りることにしている。月刊誌なら、1~2か月遅れでも読める。溜まらないから場所に困らない。読んで面白くなかったら、そのまま返却すればいい。

 何よりいいのは、借りた本は返さないといけないので、少なくともページをめくる(借金したほうが事業に身が入るのと同じである)。買った本では、いつでも読めると思うから、並べるだけで安心してしまう。読んでないから捨てられないという悪循環に陥る。本屋と出版社の苦境に追い打ちをかけていた。

 30年以上この回転を続けている。毎年ざっと300冊。30年で1万冊。話半分でも5000冊は、図書館を利用している。だが気合を入れて読むのは1割もない。支援機関のコンサルサービスと同じで、無料では本気になれない。自宅にゴミが増えないだけいいか。
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