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正月料理

 ナマコの切り身とこのわた

 私の好きな食べ物(日本酒を除く)ベスト3は、①酢ナマコ、②沢庵(市販を除く)、③焼き鳥(親鳥)、である。この3つは、一流料亭の懐石料理や帝国ホテルのフランス料理(食べたことないのだが)より、はるかにおいしい。

 したがって毎年、正月料理の準備では、ナマコを捌き、親鳥の切り身を串に刺している。
 ナマコは、以下のように捌きを行った。

①袋からグロテスクなナマコを取り出す(かすかにうごめいている)
②筒状の口と肛門を切り落とす(苦痛の呻き)
③内臓(このわた)を取り出す(砂でふくらんでいる)
④おなかを切り開く(断末魔の痙攣)
⑤たっぷり塩を振りかける
⑥よく揉んでぬめりを取り(これが大変)、洗い流す
⑦水を切って、食べやすい大きさに切る(生き返り不能)
⑧容器に入れて酢に浸しておく(これで10日くらいはもつ?)
⑨このわたは、砂をひねり出して塩漬けにする

①ナマコ ②口と肛門切る ③このわた
④ハラきり ⑤塩かけ ⑥ぬめり取り
⑦切断、あわれ ⑧酢で盛り付け ⑨このわた塩漬け
 (食べることはすべて残酷である。自分がこのナマコなら耐えられない。)
 
 腹の中の泥を絞り出すと、半分くらいに縮み、小さいお椀でこれだけになってしまった。これで1匹850円なら、切り身のほうが安いかもしれない。(まさか、太巻きみたいに、丸ごとかぶりつく人がいる?)

 それでも正月の酒の肴には不自由しない。沢庵もあと20本はあるはず。
 お正月に来られた方は、ぜひこのナマコの切り身を、一口食べていただきたい。とっておき、梵の大吟醸もあります。
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