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ISOでの審査指摘

 年を取ると、「面従腹背」を駆使するテクニックを覚えるようになった

 今年、何件かのISO9001の認証取得審査に立ち会う機会があった。ISOの審査では、いわゆる「不適合」の指摘とは別に、「改善の機会」と称する審査員の押しつけ提案事項が、報告書に並べられる。

 むかしはよく、これらの指摘に抵抗した。杓子定規で会社事情を考慮していないからである。たいていの指摘内容は、どうでもいいことか、かえって不都合が発生する。審査員とトラブルになり、審査機関と交渉して、審査員を代えてもらったことも何度かあった。不適合ではないにしても、報告書に書かれてしまうと、会社側は何らかの対応をしなければならない。

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 だが最近は、よほどのことがない限り、そのまま受け入れることにしている。
 いちいち審査員と議論していてはなにも進まないし、そもそもISOにまともな審査員など少ないと思うからである。どこかの文部次官のように、「面従腹背」のテクニックも覚えてきた。

 このテクニックは、地域活動において、なにかの役割を押し付けられたときにも駆使する。もし断ると、依頼したほうが困るし、結局誰かがしなければならない。したがって、受けるふりをして何もしないか、最低限の仕事だけする。地域の仕事など、それでもなんとか持続できる。

 審査時の指摘も、おとなしく受け入れるふりをしないと、審査員が困るだけである。どうせ彼らは、まともな指摘ができない。なにか指摘して「成果」を上げないと、評価が低くなる。
 こんないい加減な世の中でいいのであろうか。
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