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障碍者殺人

 これから増えていくのは、高齢者介護殺人である
 
 障がいのある長男(当時38)に暴行・死亡させたとして、先月千葉地裁は懲役3年・執行猶予3年の判決を、加害の父親に言い渡した。しつけのつもりで突発的に振るった「暴力」であった。
 父親は当時、息子から初めて殴られ、驚くとともに「母親にも同じ事をするのでは」と思ったという。「叩いたら痛い」と躾けるつもりで、叩いたことがきっかけで、亡くなってしまったという。長男は左側頭部に太い静脈があり、出血による急性硬膜下血腫の可能性があったそうだ。血小板の数が少なく、血が止まりにくい体質でもあった。

 以下のコメントに代表されるように、多くの人は父親に同情的である。

 ≪誰も悪くないし誰も責められない。これこそ不慮の事故だと思う。お父さんは息子を40年も愛して頑張って育てたと思う。私にはできない。それがたまたま、頭を叩いて、その部分が太い静脈が剥き出しになって、なおかつ血が固まりにくい体質だったなんて。死に目にあえないなんて、あまりにもかわいそうで。≫

       たそがれのうば桜 H28.4.09
 
 このような、いつ果てるともない世話をするのは、よほどの覚悟が必要である。障害を持った子を親が介護する場合、世話をする方が先に老い死んでいく。障碍者の子供をいかに自立させていくか、全力を注がなければならない。
 それでもそのような目標はある。
 また健常な子供なら、いくら我儘でやんちゃをしても、数年すれば社会性がつく。幼児期でかわいいときなら、涎や下の世話さえ楽しみである。


 問題は、長生きし過ぎた高齢者の介護である。
 高齢者が増えていくと、施設に入りきらず、家庭での介護になる。70歳で健康寿命が尽き、100歳まで生きたとしたら、30年間、誰かが付き添わなければならない。成長する子どもと違って、良くなる可能性はまったくない。公害を撒き散らしたうえ、老いさらばえ醜くなるばかりである。考えるだにおぞましい。それでもこのようなことを、無数の人が行っている。
 よほど愛情を注がないと、まともな介護などできない。普通は無理である。

 やっぱり80才以上は、売春防止法や大麻取締法などの法律適用を免除し、昇天してもらったほうがいい。70才以上でもいい。
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