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白鵬の待った

 負けたときどのような態度をとるかによって、その人の価値が決まる
 
 大相撲九州場所は、やはり圧倒的な強さで白鵬が優勝した。ただ11目の結びの一番で、嘉風に負けたことを不服として、土俵上で抗議したことが問題になった。ただでさえ日馬富士の暴行事件で、大混乱の渦中にある大相撲に、また前代未聞の不祥事が発生した。

 この一番で白鵬は、立ち合いでもろ差しを許した瞬間、力を抜いて棒立ちとなった。押し出されてしまった後、立ち合いが成立してないと思った白鵬は、土俵に上がらないなど執拗にアピールした。八角理事長は「白鵬の勘違い。自分で判断したらだめ。」と苦言を呈している。

            雷電
 理事長の言うように、これはいただけない。
 勝ち負けを決めるのは自分ではない。それに勝負には必ず相手がいる。
 先のオリンピックでも、女子レスリング吉田沙織選手が決勝で敗れ、連勝を阻まれた悔しさで、うずくまってしまった。ここで相手を祝福できたら、もっと株は上がっていたであろう。

 どんな強いアスリートでも、勝ち続けることはあり得ない。いま高収益の企業も同じである。必ずいつかは負けるし、企業は衰退する。そのときどのような態度をとるかによって、アスリートや経営者の価値が決まる。
 自分の勝負だけにこだわるのは、あまりにも見苦しい。

 もっとも、戦争だけは絶対に勝たねばならないし、負ける戦争をしてはいけない。
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