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なぜ医師が不足するのか

 医者が不足しているというのは、医療業界の自作自演

 ≪香川県内の県立病院で昨年度、時間外労働が2千時間を超える勤務医がいたことが7日、県への取材でわかった。また勤務医約50人が、労働基準法に基づく法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えた時間外労働を可能にする労使協定(36〈サブロク〉協定)の上限を超えて働いていた。県は背景に医師不足があるとし、「医師確保に努めているが、妙案はない」としている。11月7日、朝日新聞デジタルより≫

 医者の数は30万人を超えている。しかも毎年5000人増えている。日本の人口は減っているのに、医者は増える。
 それなのになぜ、医者が不足するのか。
 一般に言われているのは、高齢化で病気になる人が増えたからである。しかも高齢者は、健康保険料を払わなくていいため、どうでもいい病気で医者を煩わせる。

           般若

 もう一つは、医療の専門分野が細分化したからである。むかしは内科に行けば、たいていの病気を診てもらうことができた。私が子供のころ、目が痛くても内科で治療してもらったことがある。今では当たり前の、小児科や皮膚科、耳鼻科などあんまりなかった。

 つまり現代では、いくつもの病気を抱えている人、年寄りほどたくさんの医者に診てもらわなければならない。高齢者で医者の10人かけもちは当たり前である。医者にかかるほうも大変なら、見るほうも細切れで、きわめて効率が悪い。


 したがって、医者不足を解決するなら、一人の医者がいくつもの病気を診ることである。どうせ年寄は大した病気を持っているわけではない(命の重さも軽い)。専門分野、たとえば耳鼻科や皮膚科の病気の8~9割がたは、どんな医者でも診れるはずだ。ほんとは医者でなくてもいい。

 医者が不足している云々というのは、医療業界の自作自演のような気がする。毎年増える医者の既得権益を、確保しなければならないからである。だから今後、人口減で医者が余りそうになったら、また専門分野を細かくする。今でもややこしいのに、病人はどの医者にかかればいいのか、ますます分からなくなる。
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