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統計の信頼性

 数字や統計は慎重に見ないと、たいてい騙される

 世の中には、いろんなデータ(事実)がある。重要なのはそのデータが本当かどうか、因果関係を調べるなら、どれくらいの確率で再現できるかが問われる。
 たとえば、

①牛乳が通風を防ぐ
 尿酸値が10年来、9~11もあった。完全に通風の領域である。それが昨年から6~7の正常値に収まるようになった。これは毎日30分の運動を続けていたことが功を奏した、とばかり思っていた。
 ところがTV番組(ためして合点)によると、毎日コップ一杯の牛乳が、尿酸値を下げる効果があるという。そういえば運動のあとで牛乳を飲んでいる。その効果だったのかもしれない。
 原因と結果の因果関係は、目先の事実ではわからない。
 
②女性医師が男性医師より優秀である
 アメリカの医師会の学会誌で、女性内科医が担当した入院患者は 男性が担当するより死亡率が低いという報告があった。入院して30日以内の死亡率が、女性医師の担当患者は11.1%、男性医師は11.5%だという。この0.4%という差は意味があるのかどうか。
 この場合、調査件数が150万件と圧倒的に高い。

 標本サンプルを抽出したときのパーセント誤差を示すのに、±2√P(1-P)/N (P=パーセント=0.115、N=抽出数=150万)という式がある。
 これを計算すると、95%の確率で±0.05%以内の誤差しかないということになる。すなわち、この0.4%の差は偶然ではない。
 
③福島の甲状腺がん
 福島で甲状腺がんが増えていると、しつこく騒ぐ人がいる。
 そもそも、甲状腺がんは成人の半分が罹っている。もちろん子供でもある。これはがんもどきの王様で、発病に至るのはわずかである。調べれば出てくるのは当たり前である。いま発見されている割合(1000人に1人?)が放射線の影響かどうかなど、誰にも分からない。
 むしろ精密検査したおかげで、治療しなくてもいい甲状腺がんを発見してしまった。それが問題をややこしくしている。
 
                サルマタ
 怪しいデータもある。

④飲酒運転で事故は起こらない
 むかし、しばしば飲酒運転をした。そのとき一度も交通事故は起こさなかった。一方で、一滴も酒を飲んでいない素面のとき、乗用車をぶつけたことは10回以上ある。
 したがって、飲酒運転の方が事故を起こす確率は少ない。

⑤喫煙者は病気にならない
 入院患者で、飲酒や喫煙する人はほとんどいない。したがって、酒をたらふく飲んで煙草を吸う人は、病気にならない。


 二日酔いでまだ朦朧としている。我ながらおかしな書き込みをしてしまった。
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