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首相はだれになる

 この選挙で首相が変わることがあれば、すべてが「リセット」される

 こんどの衆院選挙で自民党が過半数を割れば、安倍総理は首相を辞めると言明した。解散時点では、誰もがまさかそんなことはないだろうと考えていたが、とんでもない。火事場の馬鹿力で、野党再編がバタバタと成し遂げられ、あっという間に新たな政治勢力が編成された。とくに「希望の党(緑のタヌキ)」と「立憲民主党(赤いキツネ)」が、飛躍する可能性がある。現与党の過半数割れも現実的となってきた。

 その場合、誰が首相になるのか。
 野党連合ができた場合はもちろん、現与党がふたたび政権を握っても、首相は代わる。以前の自社連立のように、少数野党から出る可能性もある。まったく首相としての見識のない人が、トップに祭り上げられるかもしれない。

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 しかし、緊迫した世界情勢の中、それでいいのか。
 安倍首相は今年の12月で就任5年目を迎える。5年でも、外国の首脳に比べたら長くない。アメリカはほぼ2期8年、中国は10年。ロシアのプーチン大統領は20年近くもロシアの最高権力者である。ドイツのメルケル首相もこれまで11年で、さらに4期目を狙っている。

 これら海千山千の外国首脳に、日本の日替わり首相が太刀打ちできるはずがない。これまでことごとく外交交渉に破れ、不利益をこうむってきた。典型的なのが、プラザ合意による超円高である。中国や韓国の我が国に対する干渉も、熾烈を極めてきた。菅直人首相と中国胡錦濤主席との会談は、みるに堪えないものであった。もちろん長年のていたらくで、北朝鮮の増長まで許してしまう。
 
 その北朝鮮にしても、大国であるアメリカ、ロシア、中国は、本音では核保有を認めつつある。アメリカも、北のICBMさえなくせば、日本全土を網羅する中距離ミサイルは容認してもいい。北の核が定着し朝鮮統一がなされたら、日本の周囲はすべて核保有国である。これでは未来永劫日本の立場はない。周辺国の草刈り場になる。とても子孫に顔向けできない。
 それをいま、「地球儀外交」によって世界を説得し、必死に食い止めようとしているのが、現首相である。この選挙で首相が変わることがあれば、すべてが「リセット」されてしまう。
 「リセット」の得意な希望の党が、このカギを握っていると思うと空恐ろしい。
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