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柏崎原発再稼働なるか

 反原発のマスコミ論調が、ますます原発の安全性を損ない、人々を不安に陥れている

 柏崎刈羽原子力発電所6・7号機再稼働の前提である安全審査で、原子力規制委員会が事実上の合格証「審査書案」をまとめた(10月4日ニュース)。東電の原発が合格内定するのは初めてで、福島第1と同じ沸騰水型の合格も初めてだという。ただこれから、一般の意見公募や地元の同意がある。新潟県の米山隆一知事も慎重な姿勢で、いつ再稼働するかは誰にも分からない。
 そして我が地元の福井新聞も、早速この「合格審査」に噛みついた。
 
 5日の社説では、まず「運転を認めるなんて信じられない」という、福島の原発事故避難者の批判を取り上げ、つづけて相変わらずの理屈で
≪未曽有の災害を引き起こした福島第1原発事故は、いまだ収束の見通しがつかないままだ。事業者の適格性が問われるのは当然で、果たして地元の理解が得られるだろうか。議論の進め方が批判された規制委の信頼性も厳しく問われよう。≫
≪(福島第一原発の)使用済みや溶融核燃料(デブリ)の取り出し工程も改定を繰り返し、事故収束の困難性が浮き彫りになった。これだけのリスクを抱えたままお墨付きを与えるのは早計ではないか。≫
 と、原発再稼働に絶対反対の姿勢を強調している。

 ご丁寧に、総合面の「識者評論」においても、大島堅一龍谷大教授に、反対の論陣を張らせている。大島教授は、「原発のコスト」において、一面的な見方で原発批判を行った人である。この論説も主観的で偏った見解に終始しており、とても「識者」とは思えない。

              学者バカ

 このようなマスコミの論調が、ますます原発の安全性を損ない、人々を不安に陥れている。
 なぜか。
 直接には東電の収益源を絶つことで、福島で行われている廃炉工程をとん挫させてしまう。もっと重大なのは、日本に50基以上もある原子炉の、廃炉をはじめとした原発の撤退戦を戦うべき優秀な人材を、枯渇させてしまうことである。

 そしてエネルギーの未来を束縛し、人類生存の選択肢を狭める。さらに世界中で貧富の格差と気候変動を助長し、中東をはじめ現代社会を不安定にしている。なにしろ現実には、原発以外のエネルギーでの犠牲者のほうが、圧倒的に多いのである。


 彼らが原発に反対する理由は明白である。(中国の工作員でないのなら)、漠とした放射線への不安しかない。人々の脳は、合理的な事柄より感情的な要因のほうに傾きがちである。そして、事故が起きたことのことばかり考える。反原発者が発信する、非常に誇張された記事や映像が、人々の恐怖を募らせる。これが「放射脳」である。

 したがっていま世間に溢れている反原発論のほとんどは、無益であることは間違いない。人々を救うどころか、かえって人々を苦しめ、ときには死を招く。
 思うのはいい。せめて人に語ることなく、自分あるいは仲間うちだけで悩んでいただきたい。
 とくに、マスコミなど社会的影響のある反原発論には、怒りと憎しみしか覚えない。
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