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中国の高速鉄道

 失敗に恐れをなす日本が、中国に呑み込まれるのは確実である

 中国の新幹線は、先日350㎞での営業運転を再開した。2011年の大事故を受けて、これまで300㎞に落としていた。北京と上海を結ぶ高速鉄道の「復興号」である。この速度は、高速鉄道での商業運転速度では世界最速だという。

 もともと中国の高速鉄道は、日本と欧州からの技術協力で作られたものである。したがって、技術のパクリだという人もいる。

           新幹線

 しかし、すべての技術はパクリである。どんな発明も既存技術をベースに、積み重ねてできたもので、日本の新幹線も、ゼロから始めたわけではない。10年ほど前、北京と天津間で「和楷」という日本の特急のような列車に乗った。日本の老朽した特急列車より乗り心地はいい。これもパクリと言えばパクリである。
 すごいのは、5年前の大事故を乗り越え、世界一の350㎞高速鉄道を作り上げたことである。日本なら、遺族を前面に出した「再稼働反対」の声で、確実に潰される。

 日本では高速鉄道どころか、原子力発電でさえ風前の灯である。数基が再稼働にこぎつけるのがやっとで、次世代の原発増設などは夢のまた夢である。高速増殖炉も、たかが数度の失敗で棚上げされ、ついに廃炉となってしまった(このようなリスクは国家しかとれないのに)。その間に中国は確実に原発技術を向上させ、国力を増強させている。

 失敗を活かす中国と、失敗に恐れをなす日本。
 このままでは、日本が呑み込まれるのは確実である。
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