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オスプレイの運用

 軍事運用しているうちに事故を経験し、そのノウハウを蓄積するのが文明人

 北朝鮮情勢や尖閣危機が増大しているなかで、対抗手段の一つであるオスプレイに対する反対運動がヒートアップしている。(工作員にとって)タイミングよく、海外のオスプレイで死亡事故が発生したからである。
 事故と言えば、昨日(17日)、山口県の海上自衛隊岩国基地で、訓練中のヘリコプター(CH101)が着陸寸前に横転大破し、3人が怪我をした。今年の3月には、松本市の鉢伏山で、長野県の防災ヘリが墜落し、9名が亡くなっている。

 もともとヘリコプターの事故率は高い。一般航空機の100万回あたり0.1回の事故に対し、ヘリコプターは14回も起こしている。140倍も高い。これでも200年間毎日ヘリコプターに乗り続け、1回事故を起こすくらいの頻度である。オスプレイのような軍用機はもう一ケタ事故率が高いが、それでも自動車事故よりはるかに少ない。

         ゼロ戦

 もっとも事故といっても、墜落死亡事故から、エアポケットで乗務員がひっくり返るだけの事故もあるから、一概に比較はできない。またどこまでを事故というのかの判断も有為的である。
 だから運航の賛否が分かれる機種では、賛成派は事故率を低く見積もり、反対派は高く見積もる。絶対にゼロリスクはないのだから、どこまで行っても平行線である。

 そもそもオスプレイのような開発途上の航空機は、事故があって当たり前である。ヘリコプターの100倍あってもおかしくない。10年~20年と運用を続けて行くほど安全性は高まり、民間への転用もスムースにいく。ライト兄弟の飛行機の事故率は50%以上あった。
 軍事運用しているうちに事故を経験し、そのノウハウを蓄積するのが文明人としての賢いやり方である。
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