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護憲ムラの既得権

 立憲主義は絶対的なものではない。ルールは変えなければならない

 水島朝穂氏の「初めての憲法教室」を読んだ。
 水島氏は、基本的に9条をはじめとした、現憲法を支持する立場で、憲法学者らしく徹底した「立憲主義」の信者である。「立憲主義」とは、国の統治を憲法に規定に従って行う権利のことで、「憲法は権力を縛るものである」という主張である。

 したがって、憲法について水島氏の考え方は、すべてこの「立憲主義」をよりどころとしている。現在の日本国憲法も99条に「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」とある。自分で自分のことを「尊重せよ」はおこがましいが、これを「立憲主義」と呼んでいるらしい。「立憲主義」に立つと、権力者がルールを変えるのは非常に難しい。

      文書バカ

 しかし、「立憲主義」はそんなに大切で、絶対的なものなのか。
 もともと、今の憲法学者を育てた世代は、GHQ思想で生き残ってきた人たちである。だから、法学者のほとんどは、護憲リベラルの硬直した考えしか持っていない。

 どこの世界でも既得権益者は、たいてい現状維持を支持する。だから、憲法学者が改憲に反対するのはあたりまえである。せっかく研究を重ねてきた日本国憲法が、チャラになっては困る。けち臭いのである。その人たちが「護憲ムラ」を形成している。彼らのこねまわした理屈が、「立憲主義」ではないか。

 さらに憲法学者の多くは、大学教授である。そのゼミには大勢の学生が学ぶ。護憲ムラ学者の思想が、つぎつぎと拡大再生産され、それがまた大きな「護憲ムラ」に発展していく。だから法学者や弁護士には、「立憲主義」患者が多い。

 法学者の言い分を聞いている限り、日本は永久に変われない国になってしまう。これを破るのは、政治しかない。

 ここで、
 「立憲主義」
 「ルールは守らなければならない。だがルールは変えなければならない

 この2つの主義・主張のうち、どちらが我々になじむであろうか。
 そもそも、いまの日本の権力者とは、いったいだれなのか。
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