FC2ブログ
RSS

倒産における危機管理(6月25日)

 企業は常に倒産の危機に面している。絶対大丈夫な企業など、一つもない

 中小企業は常に倒産と背中合わせである。そして経営者のほとんどは、プレーイングマネジャーで、たいてい現場の第一線プレイヤーとして、営業や製造、企画の仕事を行なっている。しかも、相当の力量を発揮している。しかしながら、会社が資金不足に落ち込み、経営者が資金繰りに走るようになると、もういけない。そのことによって、ますます業績が悪化する。会社の稼ぎ頭が、稼ぐ業務から遠ざかるわけだから当然だ。皮肉なことに、資金繰りに窮している経営者ほど、手形や小切手、金利などの金融に精通していることが多い。

 そのうち、従業員の給料や、支払い、返済などで切羽詰ってくると、経営者は冷静さを失う。たちの悪い金融から融資を受けたり、融通手形を発行したりする事もしばしばである。無理にお金を調達しようとして、ますます悪い方向へ進む。そういう時周りは、経営者が愚かだという。だが、そういう行動をとる経営者の気持ちがわからなければ、倒産というものを理解することはできない。破産や民事再生など、法的処理に向かえるだけでも、まだましなのだ。

 このような泥沼に取り込まれないようにするのが、倒産時の危機管理である。そして、倒産の危機に直面した時には、客観的な判断ができる人に、早めに相談することが大切である。多くの場合、最後のがんばりで連帯保証人を増やしてしまったり、金融機関にだまされたりして、必要以上に債務を膨らませてしまう。

 倒産時における危機管理のポイントを挙げる。
 ・まず、企業倒産、再生について詳しい人や組織に相談する。(商工会、再生支援協議会など)
 ・つぎに、倒産に詳しい弁護士に相談する。(順番を間違えてはいけない)
 ・債務の連帯保証状況、個人資産の保証債務・担保状況を調べ、対策を考える。
 ・従業員の給与を確保する。
 ・再生のため、金融資産以外の資産を把握する。    
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :