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加計学園問題とは何か

 こんなことで政権が揺らぐようでは、中国の思う壺であり、それに嵌る日本人も情けない

 先日(10日)の国会閉会中審査で、はじめて加戸守行氏(前愛媛県知事)の答弁を聴いた。今治市への獣医学部誘致を進めた前知事の真摯な訴えは、全体の流れがよくわかって整合性もあり、多くの人が納得したのではないか。これほど感動した演説は初めてである。いままでの国会審議は、重箱の隅をつつく野党の、一方的なアラ探しの場に成り下がっていた。

 それでも反対する人は納得するはずがない。わかろうとしない人にはいくら説明してもムダである。加戸氏の訴えに対しても、大義名分はわかるが、そのプロセスが問題だという人もいる。
 ではそのプロセスとは何か。


 加計問題で争点となっているのは、選定のプロセスである。この学園が新設に必要な「4条件」を満たしているかどうかで、それが正しければ、「官邸の関与」など関係ない。その4条件とは

 ①構想が具体的であること
 ②獣医師が、新たに対応すべき需要が明らかであること
 ③既存の大学・学部では困難
 ④今後、獣医師が不足すること

 見てわかるように、非常に抽象的である。どんな申請者でも、それらしきことは作文する。だから条件を満たしているかどうかは、採決する人の腹ひとつである。つまり4条件は、「いびり」のネタに過ぎない。

        子連れ

 これから加計学園に入学した人が、一人前の獣医師になるのに10年はかかる。世の中は不測の事態が多い。10年後に獣医師が不足しているかどうかなど、誰にもわからない。新たに対応すべき需要など、具体的に予言できる人は、浅原彰晃並みの詐欺師である。あえて挙げれば、海外との交易が激増し、正体不明のウィルスが大繁殖する可能性は大きい。細菌テロなら、カラスやスズメ、あるいはイヌ・ネコなどに、未知の病原菌を運ばせる。
 誰もわからないなら、事業は意欲ある人にやらせるのが王道である。起業家は、腐った業界に風穴を開けてくれる。それがうまくいくかどうか、文科省などに絶対分かるはずがない。

 もっとも加計学園の場合、4条件以上に、もっと重要な条件があったはずである。もちろん文科省からの天下りを受け入れるかどうかである。許認可権を持つ役人のDNAからみて、その条件が無かったはずがない。

 今回は、その天下りの思惑が外れた文科省内のゴタゴタに加え、中国工作員の野党やメディアが乗っかって、話はあらぬ方向に突っ走ってしまったというのが真相ではないか。私の推測は、8割がた当たる。
 だからこんなことで政権が揺らぐようでは、中国の思う壺である。それに乗っかる日本人も情けない。
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