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高齢公害

 高齢者介護は被介護者の幸せでなく、公害を最小にするためである

 人が生活するときには、騒音、資源浪費、景観悪化、大気汚染、悪臭、水質汚濁、土壌汚染、廃棄物増加と、公害のほぼすべてを排出している。この害は、高齢になるほど悪化する。自分の「廃棄物」を自ら始末することができなくなっているからである。

【騒音】
 まず耳が遠くなるので、地声が大きい。TVを見るときも、ボリュームを最大近くまで上げる。昼でもうるさいのに、深夜は近所中に聞こえる。完全に騒音公害である。
 ただ夜の振動はなくなる。

【資源浪費】
 入れ歯を洗うのに、温水を出しっぱなしにする。風呂も湯船一杯の熱湯でなければ満足しない。冬は、ほとんど一日中石油ストーブに張り付く。みそ汁を何度も火にかけ、沸騰するまで食べない。3度に1度、メルトダウン寸前まで空焚きする。相当な資源を浪費している。

【景観悪化】
 容姿が醜いだけでなく、それを繕いもせず、着るものもセンスが悪い。一目見たら寿命が1年縮む。毎日1時間、臭い入れ歯を手入れするのも見るに堪えない。

          ゴミ

【大気汚染、悪臭】
 大量の屁が出る。締まりがないので、時と場所をわきまえず、「ズルズル」と長い屁を出す。食事中もかまわない。あの音なら中身もにじみ出ている。もちろん周囲には、得体のしれない悪臭が漂う。さらに、屁にはCO2の20倍も温室効果のあるメタンが含まれている。

【水質汚濁】
 所かまわず、痰や唾を吐く。洗面台ならいいのだが、食器のある洗い場でも。「カーッ、ペッ」とやる。見ている人は精神に異常をきたす。

【土壌汚染】
 これを、道路や庭でも行う。裏庭は痰壺と化す。微生物分解が追い付かず、土壌汚染が進行する。尿が庭木の栄養になると勘違いし、小便をまき散らす。

【廃棄物増加】
 何でもかんでもため込んで、ゴミ屋敷の中で生活している。チリ紙は、鼻を10回かんでからで捨てる。臭いので掃除しようとすると怒り出す。年季が入り、埃やダニ、ネズミの糞がこびりつく。自力でトイレに行けなくなったら、毎日バケツ一杯の糞便処理がはじまる。亡くなったときは、その亡骸に加えダンプ3台分の廃棄物処理が必要となる。

 
 高齢者介護をするときは、このような公害を、最小にすることを目的とする。決して、死にゆく被介護者の幸せのためではない。
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