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モンゴル訪問記(6月24日)

 19日から23日まで、2日間の移動日を入れて5日間、モンゴルの首都ウランバートルを訪れた。私の所属する会社が毎年行う視察旅行を兼ね、会社のT君とモンゴル女性との結婚式に出席するためである。

【モンゴル国の概要】
 モンゴルの人口はおよそ280万人(首都人口は130万人)。ただ面積は、日本の4倍ある。草原と砂漠の国で、雨は少なく空気は乾燥している。滞在中何度か雨が降ったが、9割以上の通行人は、傘をささず歩いていた。濡れてもすぐ乾くからだ。ホテルで頭を洗っても、ドライヤーはいらない。頭髪の豊かな私でさえ、10分もすれば乾いてしまった。
   
 モンゴル通貨でおよそ15トゥグリクが日本1円だが(韓国ウォンに近い)、物価は日本以上に高い。また、毎年10%以上のインフレが進んでいる。外人料金かもしれないが、中級ホテル代がシングル8000円、飲食店での昼食代は1人前1000円前後であった。

 食事は、基本的に肉料理である。羊、牛、鶏の肉料理を、毎日主食のようにたっぷり食べる。そのせいか、ほとんどのモンゴル青年は、首が太くがっしりしている。日本の相撲取りが、白鵬や朝青龍に勝てないわけだ。


【結婚式・披露宴の参加】
 モンゴル式?の結婚式は、朝の11時から行われた。新婦側の参加者は、4人の兄弟姉妹夫婦とその子供たち(すでに、それぞれ2~3人)が中心で、あとは地元の友人。尊属は母親のみ。父親は早くに亡くなっており、その兄弟たちもあまりいないのではないか。モンゴル人の平均寿命は(公称)65歳で、それでも日本人より20年も若いのだ。
 新郎側の参加者は、新郎のご両親及び私たち10人であった。

   結婚式の始まり     チンギス・ハンの前での契り

 夕刻からの披露宴は、若者や子供たちの熱気であふれていた。著名な司会者が仕切り、プロ歌手が参加するなど豪華な宴であり、深夜まで5時間以上にも及んだ。プロの歌や踊り、小学生の女の子たちのK‐popに合わせたダンス、モンゴルや日本のカラオケなどが延々と続く。いまの日本の結婚披露宴とは、大違いである。(日本では、どこへ行っても年寄りがあふれ、葬式か結婚式かわからない。)

 はるばる日本から参加したということで、こちらが恐縮するくらい歓待された。ただ、宴がいつ終わるかわからない中で、私たちの中には、飲みすぎて気分が悪くなる人や、怪しげな行為に及ぼうとする人もいた。こういう場が嫌いでない私でさえ、さすがに中途退席してしまった。司会者が「乾杯」を10回以上繰り返し、40度もの地酒を、ぐいぐい飲んでしまったからである。一人で2本以上空けた「豪傑」もいた。これでは、どんなにお酒に強い人でもたまらない。(むしろ、よく5時間もったと思う。)
 その後もいろいろあったが、ここでは触れないでおこう。
 
   民族舞踊     披露宴での振る舞いH25.6.20
     

 そして、この結婚式やその前後のもてなしなどを通して、この国における、家族同士の結びつきの強さを感じた。子供たちは親を大切にし、兄弟間の助け合いには躊躇がない。 
 うらやましい限りだ。現代日本で、失われてしまったものばかりではないか。ただこのことは、日本の長寿化と密接に関係していると思う。社会保証が充実し、年寄りに希少価値がなくなってしまった日本では、もう無理なのかもしれない。
 長寿命化の行き過ぎはよくないという理由が、また一つ増えた。
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