29年版の5段階評価
オリジナルの5段階評価表の改訂版である。
4~5年前に作ったものをベースに、1~2年ごとに、少しづつ手を加えている。ざっと見ただけでは、どこが変わったかわからない。それでもあと50年したら完成し、新理論として定着しているかもしれない。
平成29年版5段階評価表
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年代別 |
ルールの対応 |
自分が間違ったとき |
他人の間違いに対し |
会議や会話のとき |
会員(お客)として |
他人や組織を見る目 |
①いなければいけない人 |
25歳以下 (子孫を増やす) |
新しくルールを作る |
間違いを反省し是正する(賢人) |
具体的適切な解決策を提示する |
他人に話すように仕向ける |
会の維持・改善に努める |
いいところしか見えない |
②いたほうがいい人 |
25~40歳 (子孫を育てる) |
ルールを改善する |
間違えて、謝ってばかりいる(善人) |
的外れな解決策を提示する |
発言の内容が面白い |
きちんと会費だけは払う |
いいところを指摘する |
③いてもいなくてもいい人 |
40~60歳 (子孫を見守る) |
ルールどおり仕事する |
間違いを起こさない(見習い) |
無関心 |
たまに話しても、面白くない |
催促しないと会費を払わない |
何もわからない |
④いないほうがいい人 |
60~80歳 (子孫のお世話になる) |
ルールを守らない |
自分の間違いがわからない(愚人) |
解決策を持っているのに提示しない |
ほとんどしゃべらない |
文句ばかり言う |
悪いところしか見えない |
⑤いてはいけない人 |
80歳以上 (子孫の足を引っ張る) |
ルールを変えようとしない |
間違いを認めない(悪人) |
非難・批判ばかりする |
自分のことばかり話す |
脱退を勧誘する |
悪いところだけ指摘する |
今回加わったのは、「他人や組織を見る目」である。
組織の人材育成や自己啓発のための心構えとして、肝に銘じたい。
たとえば、他人や政治家の悪口しか言わない評論家がいる。政権に対する、野党やメディアの反応を見ると、まさに「⑤いてはいけない人」に成り下がってしまった。憲法改正論議に関する「ルールの対応」への姿勢も最低である。その他の項目についても、ろくな評価はできない。
そのような「いてはいけない人」のいいところを探すことが、はたしてできるであろうか。
ちなみに、私自身の自己評価は④である。まだ下には下がいる。