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学力の向上

 教える人は、生徒が興味を持つきっかけを与えるだけ。あとは生徒が勝手に勉強する

 高校時代、化学が苦手だった。物理はいくつかの公式を覚えれば、何とかなる。しかし化学では、無数の化学記号や反応式が、つぎつぎ出てくるのに閉口した。大学入試も、化学の試験は30点ぐらいしか取れなかった。

 化学が嫌いだったのは、基本的な物質のしくみを理解していなかったからである。原子や分子の構造、電子配列、さらに周期表の読み方、元素間の関係など、物質の成り立ちがわかっていれば、化学反応の理屈が納得できる。それがわからないまま、暗記だけの力仕事には耐えられない。
 最近、「元素周期表で世界はすべて読み解ける(吉田たかよし氏著)」を読んで、このことがよく分かった。 

     逆さ築山 H29.1.15

 つまり、教育では如何に生徒が興味を覚えるかが重要である。
 たとえば、中国や韓国と歴史論争が起こっている。多くの人は中国や韓国に対し、どう反論していいのかわからない。
 そこで、尖閣や竹島、慰安婦について、その歴史的背景を教えたら、喜んで飛びつく。慰安婦の歴史にしても、古代にさかのぼった考察が必要になる。しっかりとした理論武装をするためには、日本だけでなく世界の歴史の勉強が必要である。
 それなしに歴史を勉強してもつまらない。授業でただやみくもに年代や人物、事実を覚えるだけでは、たいてい「それがどうした」となる。

 もちろんどの教科も同じである。
 教える人は、生徒が興味を持つきっかけを与えるだけでいい。あとは生徒が勝手に勉強する。興味のない授業は、お経を聞くより苦痛である。
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