FC2ブログ
RSS

地元の文化と歴史

 福井の演歌を数多く歌えることが、グローバル展開できる世界人になる

 我が家の金魚鉢に、1匹の金魚がいる。昨秋イベントか何かで5匹ほど貰ったのが、今年のはじめとうとう単独になった。その状態で、狭い金魚鉢の中を、もう半年近く漂っている。
 一日中狭い水槽を、孤独のまま浮かぶ金魚には、同情せざるを得ない。

 この金魚に比べたら、私はこれまで数えきれないほどの旅行をしてきた。海外へは10回くらい。県内外への小旅行を合わせると、大小500回以上にはなる。なんと広い世界を知っていることか(これでも普通の人よりはるかに少ない)。
 
        たった一人で半年

 しかしよく考えてみたら私自身も、旅行先どころか、自国や地域のことなど何も知らない。この地元福井市でさえ、知らないところがたくさんある。26万人の人口のうち、知人は0.1%もいない。さらに福井には、片町のように、奥が深いうえリノベーションの激しい区域もある。ここだけ極めるにも、20年はかかる。

 もちろん、これまで訪問した旅行先の文化のことなど、ほとんど理解していない。旅行の目的が、飲み食いや山行であるのはいい方で、たいていなにかの付き合いで、なんとなく移動しているに過ぎなかった。旅先の文化や、景勝地を理解しようなどと思ったことはない。

 つまり、身近なことを理解しなければ、他国との差がはっきり分からないのである。旅先の文化を知ろうと思っても、比較できない。まして、中国や韓国、イスラム圏の国々のことなど、知るすべもない。これではいくら旅行しても同じことである。

       モンゴル大寺院大足H25.6.20

 したがって我々は、まずは地元のことを優先的に知る必要がある。お互いの国の違いがわかれば、理解し合うために何が必要かわかるし、他国についての興味も尽きない。

 ではそのために、どうしたらいいか。
 ひとつは観光ガイドになることである。
 人々が自分の地域の文化を強く自覚するのは、外部からの旅行者の視線を意識するときである。京都のように、観光の魅力にあふれた都市では、文化洗練の好循環が機能している。観光ガイドで、旅行者の案内をすれば、一石二鳥の効果がある。

 もう一つ、ご当地演歌を数多く、歌えるようになることである。持ち歌として20曲は欲しい。水森かおりや五木ひろしの福井演歌を注意深く聞けば、なるほどと思えるところ、おかしなところがいくつもある。その薀蓄を披露すれば、福井通になることは間違いない。片町も極めやすい。

 だから決して金魚をバカにしてはいけない。福井で金魚のような人がいたら、ぜひ応援したい。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :