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高浜原発再稼働

 原発の安全性は、トラブルを危険視するメディアによって損なわれてきた

 高浜原発4号機の原子炉が17日に再稼働した。一昨年、大津地裁の理不尽な判断で緊急停止され、再稼働までに1年余のブランクを余儀なくされてしまった。
 これでもまだ、国内で稼働している原発は4基しかない。まだ9割以上の最新原発が、無駄に再稼働を待っている。6月上旬に再稼働を予定している高浜3号機を含めても、まだ先は長い。
 

 多くのメディアは、再稼働に反対の立場である。地元の福井新聞でさえ、足を引っ張ってきた。大型クレーンの倒壊事故、冷却水漏れなど、なにかトラブルが起こるたび、鬼の首でも取ったようにはしゃぎまくっている。裁判でも、再稼働に有利な判決にだけ、「疑問符」をつける。

 昨日の福井新聞社説でも「高浜4号再稼働 安全性を十分説明すべき」と、無理難題を吹っかけていた。使用済燃料や、ミサイルの脅威、事故が起こったときの避難方法など、いくらでもケチをつけられる。社説は最後に、≪安全性を主張するなら、自信を持って県民対象に住民説明会を開くべきである。≫と締めていた。

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 しかし説明しようとする相手は、いくら論理的に説明しても、絶対に納得しようとしない人たちである。住民説明会にはいつも、怪しげな「反対住民」があらわれ、怒号と恫喝で終始する。これでは、暴力団の事務所に乗り込んで、「暴力団撲滅」を叫ぶようなもので、いくら分かってもらおうと勇気をふるっても、袋叩きに合うのが関の山だ。


 それに原発でも何だろうが、設備を動かすときは、必ずトラブルがつきものである。トラブルが多いほど、その施設は安全になる。しかも世の中には、100%安全などひとつもない。
 小さいトラブルに対してさえ、これだけ叩かれると、事業者は確実に委縮する。トラブルを起こさないということは、まともな運転ができないということである。すなわち原発の安全性は、トラブルを危険視して針小棒大に取り上げるメディアによって、損なわれてきたのである。
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