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財産運用のコツ

 儲け話はほとんどがウソであり、すべて自己責任でやるしかない

 金融に疎い私が、久しぶりにマネーの本を読んだ。山崎元氏の「信じていいのか銀行員」である。大した財産はないのに、これまで銀行や証券会社に「騙されて」、大損ばかりしてきたからである。さすがにこの年になって、乏しい財産をむしられるのはしんどい。

 著書の中で、重要と思われる点を書き出してみよう。
①売買手数料には徹底してこだわる
 このご時世に年間1~2%、場合によっては3%も手数料を払っていては、確実に損をする。手数料が低いのは、ネット証券と個人向け国債ぐらい。
②分配型のファンドは避ける
 グローバル・ソブリン・オープンなど。利回り以上の分配を行って基準価格を下げていくため、複利で増やせない。また毎月分配では、課税のタイミングが早く損する。
③運用を包括的に任せるラップはダメ
 自分が運用の判断を放棄してしまう。そもそも金融機関がリスクを判断できていない。また手数料が高すぎる。
④アクティブファンドは市場平均より利回りが悪い
 アクティブファンド(市場平均を上回る運用を目指す投資信託)のリターンは、じつは市場平均より悪いというお粗末。しかも高い手数料が上乗せされる。
⑤運用のプロを見抜くのは不可能
 競馬の予想屋と同じ。確実にプラス運用できるものがいたら、プロがその人に任せる。
⑥為替は投機(バクチ)
 為替の売買は、株式と異なりゼロサムゲームである。また金利の高い外国通貨は時間がたつと安くなるので、手数料を別にすれば、理論的には売買で損得はつかない。
⑦成功報酬型の投資信託は高くつく
 リターンに対する報酬割合が高すぎ。さらに、実態は半分近くがマイナス運用である。
⑧P=E/(r-g)
 P=適正な株価、E=一株あたり利益、r=要求リターン、g=利益成長率
 要するに、儲けるためには株価は低いときに購入すべし、という当たり前のこと。

      金が飛んでいく

 お金の運用について、山崎氏はつぎのことを推奨している。
①普通預金口座には、3か月分の生活費を置く
②株をやるなら、ネット証券に口座を開設する
③確定拠出年金、少額投資非課税制度を活用する
④損してかまわないリスク資産を持つ金額を決める
⑤リスク資産では、内外の株式インデックスファンド(市場平均を目指すもの)を買う
⑥無リスク資産は、「個人向け国債・変動金利10年満期型」、1行1千万円までの銀行預金、証券会社のMRFのいずれかへ。

 これだけで具体的な行動は難しいが、言わんとすることはわかる。少なくとも銀行の窓口で、けなげな女性行員に惑わされて、怪しい金融商品を買わされることはなくなるであろう。
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