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ウンコ革命

 持続可能な世界は、全員が野ぐそできる環境になる人口数である

 徹底して、「野糞」にこだわっている人の記事があった(WITHNEWS4/14)。彼がこれまでに行った野糞は13760回を誇る。43年前に始めて以来、トイレを使ったのは入院した時など10回に満たないという。

 彼は野グソの大切さについて、およそつぎのように語っている。
『ウンコは、すべての生き物の命のもとになっている。人間は命ある「生き物」を食べてウンコをする。その人間のウンコをブタや菌が食べる。菌はウンコを分解して、二酸化炭素を放出する。またウンコの栄養を植物が吸収し、酸素をつくる。その植物や酸素を人間が食べる。すなわち、自分のウンコは他の生き物のごちそうで、ウンコによって命がつながっている。
 トイレでウンコすることは、ウンコを生き物の世界から追い出す。下水処理、焼却して灰やセメントにしたら、他の生き物はたまらない。重油や天然ガスなど、資源の無駄遣いにもなる。』

        座って入る

 われわれが好んで口にする発酵食品こそ、もろに発酵菌の排せつ物である。この輪廻があって、地球環境は維持できる。トイレから下水処理される現在のしくみは、物質循環やエネルギーの浪費から見て、とても持続性があるとは思えない。

 このような観点に立つと、つぎのような登山道での排泄は、景観を楽しむ人にとって都合が悪いだけである。地球全体の環境保全から見て悪いことではない。

≪日本100名山のひとつ、北海道大雪山系のトムラウシ山では、登山者の排せつ物の放置が深刻化している。この山にトイレはなく、山頂近くの野営指定地では、排せつ物やチリ紙が放置されている。用を足すため岩陰に向かう踏み跡が複数あり、高山植物が踏みつけられている。4/16毎日新聞記事より≫
 
      小倉山下りから富士写が岳 H28.4.24
 
 それでも、モノには限度がある。常に目の前に人のウンコが散乱しているのでは、快適な暮らしができない。とくに日本では、人の住めるところは限られている。ところ構わずウンコを垂れていたら、自分のモノでも臭くてしょうがない

 ではどうするか。
 先のウンコ歴43年のベテランは、人が野糞をするのには、1アールあれば1年はもつという。日本人全体では、120万ha(森林面積の5%)でいい。また尻を拭くには、紙でなく天然の草を用いる。とくにフキ(拭き)が最適だそうである。

 ただ日本では、森林面積の5%といっても、人が自由に行き来できる面積に満たない。一人1アール確保するためには、毎日野グソのため、長時間移動しなければならない。また尻を拭く植物も、1.3億人分には足りない。「現場」で奪い合いになる。人のケツを拭いたフキを食べる人も少ない。
 現実的には、かなり難しいのではないか。
 やはり持続可能な社会には、いまの人口は多すぎる。全員が野ぐそしても、環境が清潔になるくらいまで人口を減らすことが重要なのである。
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